シャンプー~私と課長のハジメテの夜~
唇が離れたときにはぐったりと、嶋貫課長に寄りかかっていた。
「嶋貫、課長……」
情に溺れた瞳で彼を見上げる。
「ん?」
見上げた眼鏡の向こうから、欲に濡れた瞳が私を見ていた。
「琉生」
「え?」
「琉生、だ」
彼の手が私の頬に触れ、濡れた唇を親指がなぞる。
「りゅう、せい……」
「ん」
よくできましたと言わんばかりにまた、嶋貫課長――琉生の唇が重なる。
次に離れたときは、寝室に連れていかれた。
ベッドに押し倒されて、唇を貪られる。
そのまま――。
「痛かったらごめんな」
何度も絶頂を味わわされ、朦朧としたあたまで琉生がゴムを着けるのを見ていた。
ちゅっと軽く唇を重ねたあと、ゆっくりと彼が入ってくる。
痛くて悲鳴が出そうだったけれど、飲み込んだ。
彼もつらそうに顔を歪ませていたから。
「はい、った……」
ほっと息を吐いた琉生が、まるで褒めるみたいに私の髪を撫でてくれた。
それがなんだか、嬉しい。
「痛くないか?」
心配そうに彼の手が、目尻の涙を拭ってくれる。
まだ痛かったけど心配させたくなくて首を横に振った。
「そうか」
「嶋貫、課長……」
情に溺れた瞳で彼を見上げる。
「ん?」
見上げた眼鏡の向こうから、欲に濡れた瞳が私を見ていた。
「琉生」
「え?」
「琉生、だ」
彼の手が私の頬に触れ、濡れた唇を親指がなぞる。
「りゅう、せい……」
「ん」
よくできましたと言わんばかりにまた、嶋貫課長――琉生の唇が重なる。
次に離れたときは、寝室に連れていかれた。
ベッドに押し倒されて、唇を貪られる。
そのまま――。
「痛かったらごめんな」
何度も絶頂を味わわされ、朦朧としたあたまで琉生がゴムを着けるのを見ていた。
ちゅっと軽く唇を重ねたあと、ゆっくりと彼が入ってくる。
痛くて悲鳴が出そうだったけれど、飲み込んだ。
彼もつらそうに顔を歪ませていたから。
「はい、った……」
ほっと息を吐いた琉生が、まるで褒めるみたいに私の髪を撫でてくれた。
それがなんだか、嬉しい。
「痛くないか?」
心配そうに彼の手が、目尻の涙を拭ってくれる。
まだ痛かったけど心配させたくなくて首を横に振った。
「そうか」