シャンプー~私と課長のハジメテの夜~
目を細めて、本当に幸せそうに琉生が笑う。
その顔に胸がきゅんとときめいたし、実際、私も彼と結ばれて幸せだった。

そのあとも琉生は最後まで私を大事にしてくれた。
こんな人に私の初めてを捧げられて幸せだ。

「由希恵」

疲れてうとうとしていたら、ゆっくりと琉生が髪を撫でてくれる。
それが凄く気持ちいい。

「一生、大事にするから」

それってプロポーズみたいですよ、なんてツッコみたいけど眠くて声が出ない。
そのまま眠ってしまったんだけど……。
まさか、本当に琉生がプロポーズのつもりだっただなんて、知るのはあとほんの少し先の話。


【終】








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