今日から私は何かに夢中!

どんなものを読みたい?

 私はファンタジー要素が入った物語が、大好きです。

 現代ファンタジー、時代ファンタジー、異世界ファンタジー、何でも読みます。

 小説、漫画、アニメ、映画、様々な媒体から影響を与えてもらっております。

 気になったらどんなものでも読みますが、普遍的なテーマ(【生きることとは】とか、【愛と憎しみとは】とか、【差別とは】とか、【真実とは】とか、【世界のはじまりと終わりとは】とか)などが、冒頭からラストまで一貫してきちんと書けているものが大好きです。

「なにこの世界、ちょっと変わってるけど面白い! これならラストまで読んでみたい!」

 という気持ちになるものが好きで、思わずググッと惹きつけられます。

 書き手の方一人一人が作る世界の、どれもこれもが全部異なるからこそ、魅力的に感じるのですね。

 どうしてもテンプレート的な足がかりは、必要な場合もありますが。

 作者様が独自のルールを確立し、読者にきちんと伝わるようにしていただければ大丈夫です。

 読者はその、たった一つの異世界に入り込んで、独自の世界観を楽しませていただきます。

 感覚やこだわりって人によって全く違いますし、読み手の好みも様々ですよね。

 例えばCちゃんが二つの物語を読んで、作品Aは個人的に「うーん、合わないな」と思っても、別の作者様が書いた作品Bは「これこれっ! この世界が見たかったの!」って感じるとします。

 ですがCちゃんの友達であるD君は、作品Bが「ちょっと僕には、ついていけないな」と感じ、作品Aは「うわぁ!これ癖になって何度も読み返したくなる面白さだ!」と感じるかも知れませんね。

 時間やエネルギーの有無とか、読むタイミングにも左右されると思います。

 型にとらわれず伸び伸びと、書きたいものを書いていただきたい、と個人的には思っております。

 異世界なのにサンドイッチが出て来るのは絶対おかしいとか、異世界なのに『キロメートル』という単位を使うのはめっちゃ違和感がある、といった思いを抱えていらっしゃる場合は、そのこだわりを貫いた小説を完成させていただければ良いわけで。

 「誰かにこう言われそうだから……」とかいう理由で、せっかくの面白い作品を創ることをやめてしまったり、逆に書きたくも無いものを「書かなくてはならない」と感じてしまうのは、本末転倒だなと思いますよ。

 言いたい人には、好きに言わせておけばいいんです。

 読者に想いを伝えるには、作者様がご自身の固い意思を貫き通して、最後まで書ききるしか無いと思います。

 夢中になって書き始めて、楽しんで書き進めていたはずなのに、誰かの意見に振り回されて苦しくなっちゃうのは悲しいです。

 いただいたご意見は有難く受け止め、別な機会に活かすように出来たら良いですね。

 やりたく無いことを「しなきゃならない」と感じた瞬間、創作ってめっちゃ苦痛になります。

 他人の目を気にしているうちに、とびっきり素敵な異世界を作り上げる時間そのものが、無くなっちゃう可能性もあります。

「こういう物語は誰も興味を持たなそうだから、書かないでおこうかな」とかいう理由で書くのを諦めたり、書いたものを破棄しちゃったら、それこそ作者様独自の面白さが、永遠に世に遺せなくなってしまいます。

 誰が何と言おうと堂々と自由に、自信を持って書いて欲しいです。

 作者様が楽しんで書いていらっしゃる作品だからこそ躍動感があり、WEB小説って面白い!って、読者に直接伝わって来ると思うのです。

 作者と読者がその世界観とストーリーそのものを心から楽しめて、共有できれば最高です。

 長文タイトルだからどーだとか、描写が多いから少ないからどーだとか、誤字が多いから少ないからどーだとか、セリフが長いから短いからどーだとか、書き方がわかりやすいから小難しいからどーだとか、そーいう細かい事は私の場合、ぶっちゃけどーでもいい…………というか、どんな書き方にももそれぞれの良さがあると思っています。

 私が本当に読みたいものって、その作者さんにしか書けないような、グイグイ入り込めて心から面白いと感じられる、とびっきり素敵な物語なんです。

 作品を創るうえでの『技術力』と、物語そのものの『質の高さ』って、私は全く別物だと考えています。

 技術力のレベルアップを決して疎かにしていいという意味ではありませんし、それはそれですごく大切ですけどね。

 物語全体を通して、作者様が伝えたいメッセージが、どれだけ心に刺さったか。

 どれけ感銘を受けたか。

 私は個人的に、そこが大変重要だと考えております。

 そういった物語と出会えたら、きっと号泣しながら感動すると思います。

 で、感動したら余すことなく、全てを作者様にお伝えいたします。


「この出会いに感謝します! 本当に、ありがとうございます!」と。


 
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