She Lover
ある日、小真里が学校に来なかった。




もう昼…。

遅刻は時々あったけど、こんなにも遅れてきたことはなかった…。



「淳弘!小真里来た?!」





「亮平…まだ来てねーよ。」



なんだかんだいって、亮平とは仲良くなった。




「はぁ~どうしたんだ?」





屋上の冷たいコンクリートの上に、呟きながら亮平は座った。






「淳弘ってさぁー…小真里の事好きなんだろ?」









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