She Lover

好き…愛してる…

倉庫の前には西田が立っていた。




「テメェ!!」

「淳弘が、忠告…聞かないからっ!ヒック…もういい…。こんな事もう2度としないよ…淳弘………。」




西田は泣きながら去って行った。






…たぶん、西田が1番傷ついてたんだろうな…。



小真里をイジメるたびに、レイプしろって頼んだ時も…傷ついてたんだな…ゴメン、西田。





でもオレは……お前を許す気持ちまで持ち合わせてねぇ…。




抱きかかえながら、人気の少ない公園まで小真里を運んだ。




そしてベンチに座らせた。











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