世界で一番好きな人
それから梓さんと近くのカフェでお昼を済ませてから、ショッピングモールに行き買い物をした。
半年ぶりに会ったからか会話が弾み、ずっと喋りっぱなしで時間なんてあっという間だった。
「梓さんもうち来ればいいのにー…」
「あはは、今日は楽しかったわ。せっかくのクリスマスだし、茉莉花ちゃん達にとって今日は特別な日なんだから、私は遠慮しとく。また今度改めておうちにお邪魔するわね」
「はーい…」
これから一人でレストランに行くそうで、梓さんを駅まで送る。
「家まで送らなくて本当に大丈夫?」
「はい、大丈夫です!駅近だし、すぐそこなんで!それよりも時間ですよね?また連絡…」
「あれれー、もしかしてお姉さん、村井梓じゃねぇー?」
私の言葉を遮ってアクセサリーをじゃらじゃらつけたチャラそうな二十代の男の人がぬっと割り込んできた。
「うっわー、実物もめっちゃ美人!ねえねえ、彼氏いないって本当すかー?」
半年ぶりに会ったからか会話が弾み、ずっと喋りっぱなしで時間なんてあっという間だった。
「梓さんもうち来ればいいのにー…」
「あはは、今日は楽しかったわ。せっかくのクリスマスだし、茉莉花ちゃん達にとって今日は特別な日なんだから、私は遠慮しとく。また今度改めておうちにお邪魔するわね」
「はーい…」
これから一人でレストランに行くそうで、梓さんを駅まで送る。
「家まで送らなくて本当に大丈夫?」
「はい、大丈夫です!駅近だし、すぐそこなんで!それよりも時間ですよね?また連絡…」
「あれれー、もしかしてお姉さん、村井梓じゃねぇー?」
私の言葉を遮ってアクセサリーをじゃらじゃらつけたチャラそうな二十代の男の人がぬっと割り込んできた。
「うっわー、実物もめっちゃ美人!ねえねえ、彼氏いないって本当すかー?」