ユーとリーのほのぼの日記

第3話 散歩

 次の日もリートユーはゴロゴロしています。 朝から少し雨も降ってますねえ。
 「今日は嫌な一日になりそうだなあ。」 「うーん、雨じゃ何も出来ないわよ。」
「そうだけどさあ、何かしたいよね。」 「って言ったって何をするのよ?」
 恨めしそうな顔で空を眺めているリーの横でユーはなんだかうずうずしています。 何かやりたいのに思い浮かばなくてイライラしているようです。
 雨が嫌いなリーは小屋の奥で丸くなって寝てしまいました。 「グー。」
「しょうがないなあ。 リーってよほどに雨嫌いなのね?」 ユーはそっと小屋を出て行きました。
 しとしとと降りしきる雨の中、ユーは探検気分で歩いています。 「たまにはこういうのもいいかな。」
 飯事で疲れてしまったユーは通りをブラブラと歩き回っています。 果物屋さんの前です。
美味しそうな果物の匂いが漂ってきますね。 「リーが居たら喜んだかな?」
 その脇にはこの間突き飛ばした野良猫が座っています。 前を通っても見向きもしないようですね。
「うーーーんと、、、。」 車が水飛沫を上げて走り去っていきます。
「まったくもう、人間って勝手よねえ。」 跳ねた水を払いながらユーは歩いていきます。
何処まで歩いていくんでしょうね?
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