淫夢でも溺愛されたい! 〜サキュバスは隣人にガチ恋する~
「よかったら、僕の部屋で落ち着いてから帰りませんか? 同居人が心配するでしょう。もちろん、なにもしませんから」
「い、いいんですか!?」
麻里奈がパッと顔を上げる。
男が『なにもしない』と言うのは100パーセント嘘だ。
麻里奈は今までの経験からそれを知っていた。
なにもしないというのは、なにかするという意味で間違いない。
途端に麻里奈の胸がドクドクと高鳴り始めた。
ようやく戸倉瑞樹と関係を持つことができる。
そう思うとなんだか夢を見ているような気分になる。
エレベーターが指定の階に到着して、チンッとチープな音を立てる。
左右に開いた扉を前に「どうぞ」と、戸倉瑞樹が手で先を促してくれた。
そのまま歩いて麻里奈と鈴子の暮らす部屋を通り越す。
そして『戸倉瑞樹』と書かれたプレートの前で同時に足を止めた。
「い、いいんですか!?」
麻里奈がパッと顔を上げる。
男が『なにもしない』と言うのは100パーセント嘘だ。
麻里奈は今までの経験からそれを知っていた。
なにもしないというのは、なにかするという意味で間違いない。
途端に麻里奈の胸がドクドクと高鳴り始めた。
ようやく戸倉瑞樹と関係を持つことができる。
そう思うとなんだか夢を見ているような気分になる。
エレベーターが指定の階に到着して、チンッとチープな音を立てる。
左右に開いた扉を前に「どうぞ」と、戸倉瑞樹が手で先を促してくれた。
そのまま歩いて麻里奈と鈴子の暮らす部屋を通り越す。
そして『戸倉瑞樹』と書かれたプレートの前で同時に足を止めた。