淫夢でも溺愛されたい! 〜サキュバスは隣人にガチ恋する~
☆☆☆
麻里奈は壁に背中をつけてずるずると座り込んでしまった。
膝と膝の間に自分の顔をうずめて大きく息を吐き出す。
言ってしまった。
あんなことを言われても困らせるだけだとわかっていたのに。
それでも戸倉瑞樹がすぐに返事をしなかったのは、きっと麻里奈を傷つけないためだと思う。
「なにしてんの私」
落ち込んで涙が滲んでくる。
死んだ元カノ以上になれるわけがない。
戸倉瑞樹には淫夢を見せることだってできないのだから。
1人廊下に座り込んで涙を拭っていたところで、再び玄関ドアが開いて戸倉瑞樹が姿を見せた。
麻里奈は慌てて顔をあげる。
だけど脱力してしまって立ち上がることはできなかった。
「おまたせしました」
麻里奈は壁に背中をつけてずるずると座り込んでしまった。
膝と膝の間に自分の顔をうずめて大きく息を吐き出す。
言ってしまった。
あんなことを言われても困らせるだけだとわかっていたのに。
それでも戸倉瑞樹がすぐに返事をしなかったのは、きっと麻里奈を傷つけないためだと思う。
「なにしてんの私」
落ち込んで涙が滲んでくる。
死んだ元カノ以上になれるわけがない。
戸倉瑞樹には淫夢を見せることだってできないのだから。
1人廊下に座り込んで涙を拭っていたところで、再び玄関ドアが開いて戸倉瑞樹が姿を見せた。
麻里奈は慌てて顔をあげる。
だけど脱力してしまって立ち上がることはできなかった。
「おまたせしました」