淫夢でも溺愛されたい！ 〜サキュバスは隣人にガチ恋する～

「舐め取るのを手伝ってくれる？」
上目遣いにそう言えば、男が耐えかねたように麻里奈の唇にキスをした。

何度も角度をかえて、チュッチュッと音を立てながら唇が合わさる。
そのままふたりは隣の寝室へとなだれ込んだ。

男が麻里奈の体をベッドに横たえて、またキスをする。
麻里奈はキスを受け入れながら両手で男のワイシャツのボタンを外していく。

男の手が麻里奈の服を器用に脱がしていきそして「夢の内容を教えてあげよう」と、耳元で囁いた。
熱く濡れた吐息とともに吐き出された言葉に麻里奈はかすかに微笑む。

「わかってるわ。今からその夢と同じことを……ううん。それよりももっと情熱的なことをするのよ」
そう言うと麻里奈は上半身を起こして自分から下着を脱いだのだった。