淫夢でも溺愛されたい! 〜サキュバスは隣人にガチ恋する~
☆☆☆
後輩や店長から気を使ってもらい、午後からの仕事はどうにかミスすることなくこなすことができた。
「ありがとうございました」
今日最後のお客様を見送ってホッと息を吐き出す。
自動ドアの電源を落とし、鍵をかけて店内へ戻るとすでに音楽も消されていた。
閉店後や閉店前の静かな店内を麻里奈は好きだった。
普段決して体験することのない空間に自分がいるような気がする。
それはこのショップの店員であるという誇りにも通じていた。
時折停電などで音楽や電気が消えることはあるけれど、それとこれとは別物だった。
「今日は心配かけてごめんね」
帰り際に後輩へ声をかけると「いいえ。ちゃんと持ち直したみたいでよかったです!」と、元気な声で言われた。
後輩や店長から気を使ってもらい、午後からの仕事はどうにかミスすることなくこなすことができた。
「ありがとうございました」
今日最後のお客様を見送ってホッと息を吐き出す。
自動ドアの電源を落とし、鍵をかけて店内へ戻るとすでに音楽も消されていた。
閉店後や閉店前の静かな店内を麻里奈は好きだった。
普段決して体験することのない空間に自分がいるような気がする。
それはこのショップの店員であるという誇りにも通じていた。
時折停電などで音楽や電気が消えることはあるけれど、それとこれとは別物だった。
「今日は心配かけてごめんね」
帰り際に後輩へ声をかけると「いいえ。ちゃんと持ち直したみたいでよかったです!」と、元気な声で言われた。