淫夢でも溺愛されたい! 〜サキュバスは隣人にガチ恋する~
そう。
だからみんな彼女がいたって関係なく麻里奈に声をかけてきたんだ。

今回だって、そういう流れでいいはずだった。
「全く呆れちゃうわね。とにかく戸倉さんに彼女がいるかどうか調べるところから始めなきゃ話しにならないじゃない」

「うぅ……まさか鈴子に説教されるなんて思わなかった」
「麻里奈の恋愛の仕方があまりにも偏ってるからよ」

鈴子はそう言い、麻里奈の尻を叩いたのだった。
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