イケメン過ぎる後輩くんは、可愛い先輩を甘やかしたい。
「てか彩美初彼氏だよね。どう?初彼氏ができた感想は!」
初彼氏……。
「不安……かも」
「不安?」
「彼女ってなにしたらいいのかな。付き合うってなにするの?」
デートをしたり、記念日をお祝いするとか、一般的なことはそれなりにわかってるつもりだ。
でも、彼女としての立ち振る舞いとか、一応私が先輩だしリードすべきなのかなって考えだしたら訳がわからなくなってきてしまって。
本気で頭を悩ませる私に、トモちゃんと茉穂ちゃんは顔を見合わせた。
「「……そりゃぁ、」」
刹那、ふわりと甘い匂いがした。
「こういうことするんですよ」
後ろから伸びてきた腕に、そのまま抱きしめられる。
「みゃっ!?」
自分を抱きしめるその人の正体を瞬時に察して、一気に顔に熱が集中する。
「あーなんて可愛い反応するんですか……五臓六腑に沁み渡る〜」
「いっ、い、依澄くんっ!」
ダッシュした後みたいに心臓が速くなるのを感じながら、たくさんの視線を感じる。
やばいっ、見られてる!
クラスメイトだけじゃなく廊下からも、四方八方から大注目されてる……!!
初彼氏……。
「不安……かも」
「不安?」
「彼女ってなにしたらいいのかな。付き合うってなにするの?」
デートをしたり、記念日をお祝いするとか、一般的なことはそれなりにわかってるつもりだ。
でも、彼女としての立ち振る舞いとか、一応私が先輩だしリードすべきなのかなって考えだしたら訳がわからなくなってきてしまって。
本気で頭を悩ませる私に、トモちゃんと茉穂ちゃんは顔を見合わせた。
「「……そりゃぁ、」」
刹那、ふわりと甘い匂いがした。
「こういうことするんですよ」
後ろから伸びてきた腕に、そのまま抱きしめられる。
「みゃっ!?」
自分を抱きしめるその人の正体を瞬時に察して、一気に顔に熱が集中する。
「あーなんて可愛い反応するんですか……五臓六腑に沁み渡る〜」
「いっ、い、依澄くんっ!」
ダッシュした後みたいに心臓が速くなるのを感じながら、たくさんの視線を感じる。
やばいっ、見られてる!
クラスメイトだけじゃなく廊下からも、四方八方から大注目されてる……!!