イケメン過ぎる後輩くんは、可愛い先輩を甘やかしたい。
「ん。んま」
そう言って口隅についたアイスをペロ、と舐める。
依澄くんは、意外と豪快に食べる。
口を大きくひらいてかぶりつき、口いっぱいに含んでモグモグしてから喉仏をゴクンと動かして飲み込む。
いつもどことなく上品な依澄くんのそのギャップある食べ方は、なぜか返って色っぽく見えて、ちょっとドキドキしてしまう。
また依澄くんがハ、と口を開いて豪快にかぶりつくのに見惚れていると、それに気づいた依澄くんがふ、と笑う。
「なに、先輩」
「っ、ううん!」
私は慌てて目を背けて、自分のアイスを食べる。
依澄くんて本当に落ち着いてる。 二個下って嘘なんじゃないかな。
今日だって、学校出てすぐ「寄り道しましょ」ってここに連れてきてくれて、その道中も道路側歩いてくれたり、さりげなく私の鞄持ってくれたり……アイスをどれにするか決められない私に、じゃあ半分こしますかって私が迷ってた二種類を頼んでくれた。
こんなに気遣いできる余裕のある男の子いるんだって、びっくりだ。
そう言って口隅についたアイスをペロ、と舐める。
依澄くんは、意外と豪快に食べる。
口を大きくひらいてかぶりつき、口いっぱいに含んでモグモグしてから喉仏をゴクンと動かして飲み込む。
いつもどことなく上品な依澄くんのそのギャップある食べ方は、なぜか返って色っぽく見えて、ちょっとドキドキしてしまう。
また依澄くんがハ、と口を開いて豪快にかぶりつくのに見惚れていると、それに気づいた依澄くんがふ、と笑う。
「なに、先輩」
「っ、ううん!」
私は慌てて目を背けて、自分のアイスを食べる。
依澄くんて本当に落ち着いてる。 二個下って嘘なんじゃないかな。
今日だって、学校出てすぐ「寄り道しましょ」ってここに連れてきてくれて、その道中も道路側歩いてくれたり、さりげなく私の鞄持ってくれたり……アイスをどれにするか決められない私に、じゃあ半分こしますかって私が迷ってた二種類を頼んでくれた。
こんなに気遣いできる余裕のある男の子いるんだって、びっくりだ。