心〜希望をくれた君〜
抵抗したけど、途中から諦めた。

大人しく連れていかれたのは、屋上。

ガチャ…ギィー

錆びたドアの音と共に、屋上に入った漣斗⁇は、やっと私を下ろした。

ふぅ、、、。

「えっと、漣斗だっけ⁇」

私から話しかけると嬉しそうな表情になった漣斗。

「ああ、そうだ。お前は、唯花だろ⁇」

「なんで知ってるの⁇言った覚えないんだけど。」

「仲間に調べさせた。」

プライバシーはないの⁇はぁ、、。

……沈黙。

「ねぇねぇ漣斗!!どういうこと⁇女の子と喋ってる漣斗初めて見たんだけど⁉︎」

「そうだぜ〜、漣斗〜。こーんな綺麗な女の子俺にも紹介しろよ〜!」

「……漣斗。説明。なんで女⁇」

個性豊かだね…。
可愛い男、ゆるい男、無口な男。無口男は女嫌いだな。

「漣斗、唯花を知ってるの⁇」

紳士的な千紘。
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