心〜希望をくれた君〜
ガチャ…ギィー
屋上に着いたら、黒髪のこれまたイケメンと目が合った。
「…おい。」
無視しようと思ったのに、話しかけられた。
「なんでしょうか⁇」
「無理して敬語じゃなくていい。」
「…分かった。」
「何年だ⁇」
「2年。」
「同じだ。」
「は⁇」
え、こいつ2年?3年じゃないの⁇
「2年だ。」
「クラスは⁇」
「2-A。」
同じじゃん、、
「私も。てか、あんた名前は⁇」
ずっと無表情だったのに、かすかに目を見開くイケメン。
「…知らないのか?俺を。」
知らんわ、ナルシストめ。
なんかデジャブ。
「知らない。」
「そうか、、。ははっ!」
急に笑ったこいつ。
え、大丈夫か?
「俺は、黒崎漣斗だ。よろしく。呼び捨てでよべ。」
「分かった。よろしく、漣斗。」
黒髪イケメンは漣斗というらしい。