愛でられて、絆される
HONAMI Jewelry に着き、店内に入る。
「いらっしゃいま━━━━あれ?絆奈ちゃん?」
「あ、こ、こんにちは…」
袴田が接客をしてきて、絆奈を見て目を見開く。
「ん?一橋、知り合い?」
「え?あ、はい」
「そうか。
FLOWER AVEの島山です」
「あ、はい!
お待ちしておりました。
こちらへどうぞ?」
袴田が、奥にあるソファに誘導した。
「こちらでお待ちください。
オーナーをお呼びしてきます」
「あ、少し店内を見てもいいですか?
飾る花のイメージがしやすいので」
「はい、どうぞ!」
島山の言葉に、袴田が微笑み頷いた。
そして、オーナー(那王)を呼びに行った。
「一橋も考えて?
どうすれば、この店が更に華やかになるか」
「あ、はい!
そうですね………
あまり主張しすぎるお花だと、せっかくのアクセサリーがくすんじゃう気がします。
そちらに目が言っちゃうってゆうか……
だからって、おとなしすぎてもダメだし…」
「へぇー!
確かにな!
成長したなぁー、お前。
最初は迷わずお前、単純に薔薇!とか言ってたぞ?(笑)」
「あ…(笑)確かに!
フフ…」
絆奈と島山は、微笑み合って話していた。
一方の袴田は、オーナー室にいる那王を呼びに行く。
「オーナー、来ましたよー」
「うん。わかった!」
「絆奈ちゃんのとこだったんですね!
頼んだ花屋」
「うん、そうだよ」
「絆奈ちゃんも来てますよ!」
「は?絆奈、来てるの?
……………」
「オーナー?」
「あ、ごめんね。
すぐ行くよ」
那王が店内に向かうと、絆奈と島山が微笑み合い話をしていた。
すぐに、絆奈の隣にいる男が“憧れの先輩”だとわかった。
その光景に、言葉にならない感情が沸き上がる。
嫉妬よりももっと黒い感情。
絆奈をあの男から引き剥がし、抱き締め、閉じ込めてしまいたい衝動。
那王は大きく深呼吸をして、絆奈と島山の所へ向かった。
「お待たせしました!」
絆奈と島山が振り向く。
「……/////」
「こんにちは、初めまして。
FLOWER AVEの島山です!」
「HONAMI Jewelryのオーナー、由利原です!
本日は、わざわざありがとうございます!」
微笑み挨拶をして、ソファに座るように促す。
「由利原さん、今日はウチの店員も勉強のために連れてきました。
一橋、自己紹介!」
「あ、は、はい!」
「一橋 絆奈」
「え?」
「知ってますよ?
僕の、大切な人なので━━━━━━」
那王が、意味深に微笑み島山に言った。
「いらっしゃいま━━━━あれ?絆奈ちゃん?」
「あ、こ、こんにちは…」
袴田が接客をしてきて、絆奈を見て目を見開く。
「ん?一橋、知り合い?」
「え?あ、はい」
「そうか。
FLOWER AVEの島山です」
「あ、はい!
お待ちしておりました。
こちらへどうぞ?」
袴田が、奥にあるソファに誘導した。
「こちらでお待ちください。
オーナーをお呼びしてきます」
「あ、少し店内を見てもいいですか?
飾る花のイメージがしやすいので」
「はい、どうぞ!」
島山の言葉に、袴田が微笑み頷いた。
そして、オーナー(那王)を呼びに行った。
「一橋も考えて?
どうすれば、この店が更に華やかになるか」
「あ、はい!
そうですね………
あまり主張しすぎるお花だと、せっかくのアクセサリーがくすんじゃう気がします。
そちらに目が言っちゃうってゆうか……
だからって、おとなしすぎてもダメだし…」
「へぇー!
確かにな!
成長したなぁー、お前。
最初は迷わずお前、単純に薔薇!とか言ってたぞ?(笑)」
「あ…(笑)確かに!
フフ…」
絆奈と島山は、微笑み合って話していた。
一方の袴田は、オーナー室にいる那王を呼びに行く。
「オーナー、来ましたよー」
「うん。わかった!」
「絆奈ちゃんのとこだったんですね!
頼んだ花屋」
「うん、そうだよ」
「絆奈ちゃんも来てますよ!」
「は?絆奈、来てるの?
……………」
「オーナー?」
「あ、ごめんね。
すぐ行くよ」
那王が店内に向かうと、絆奈と島山が微笑み合い話をしていた。
すぐに、絆奈の隣にいる男が“憧れの先輩”だとわかった。
その光景に、言葉にならない感情が沸き上がる。
嫉妬よりももっと黒い感情。
絆奈をあの男から引き剥がし、抱き締め、閉じ込めてしまいたい衝動。
那王は大きく深呼吸をして、絆奈と島山の所へ向かった。
「お待たせしました!」
絆奈と島山が振り向く。
「……/////」
「こんにちは、初めまして。
FLOWER AVEの島山です!」
「HONAMI Jewelryのオーナー、由利原です!
本日は、わざわざありがとうございます!」
微笑み挨拶をして、ソファに座るように促す。
「由利原さん、今日はウチの店員も勉強のために連れてきました。
一橋、自己紹介!」
「あ、は、はい!」
「一橋 絆奈」
「え?」
「知ってますよ?
僕の、大切な人なので━━━━━━」
那王が、意味深に微笑み島山に言った。