愛でられて、絆される
「━━━━愛されてるわね!」
今度は仕事終わりに向かったイタ飯店で、岸峰に言われる絆奈。
「……/////」
「指輪をして食事しろなんて~!(笑)
…………なんか、いいなぁ~そうゆうの!」
「そ、そうですか?/////」
「私はもう、そんな心配なんかされないもん(笑)」
「え!?
彼氏さん、そうなんですか!?
私だったら、心配で堪りません!!
岸峰さん綺麗だから……!」
「フフ…ありがと!
でもほら、私達はもう付き合って7年だからね(笑)
慣れきってるってゆうか、今更ってゆうか……
まぁ、そうゆうのを変えたくて、この前アクセサリーをプレゼントしたんだけどね!」
「あー、那王くんのお店の」
「そうそう!
まぁ喜んでくれたし、その後もいい感じにはなったけど、結局また普通に戻ったって感じだしね!」
「そうなんですね…」
絆奈は、自身がつけている左手の薬指の指輪に触れた。
(岸峰さんでも、そんな感じなんだ。
じゃあ、私なんか特に………)
「一橋さん?」
「え?あ、すみません!」
岸峰の言葉につい考え込んでしまい、慌てて岸峰に向き直る。
「………一橋さんは大丈夫だと思うよ?」
「え?」
「彼氏さんの一橋さんを見る目が何て言うか……」
「え?え?なんですか!?」
「ううん!何もなーい!」
「えー、教えてくださいよー!」
「教えなーい!(笑)」
頬を膨らませる絆奈に、クスクス笑う岸峰だった。
一方の那王━━━━━━
「オーナー、それ弁当ですか?」
「ん?うん」
「へぇー!いいなぁ~」
「………
もう中身ないよ。
てか、あってもあげないよ」
「え?あ…俺が考えてることバレました?(笑)」
「袴田がわかりやすいの」
「そっかぁ(笑)」
「で?何?
仕事終わったら、早く帰りなよ。
意味のない残業代は、出さないよ?」
「飯食いに行きません?」
「………それは、奢ってってこと?」
「おっ!さすが、察しのいいオーナー!」
「……ったく…調子、良いんだから(笑)」
「だってぇー、給料日前ですもーん!」
「いいよ。
でも、あんま遅くまでは無理だからね」
「え?絆奈ちゃんと約束してるんですか?
だったら、次の機会でいいですよ?」
「今、一緒に住んでるんだ━━━━━━」
今度は仕事終わりに向かったイタ飯店で、岸峰に言われる絆奈。
「……/////」
「指輪をして食事しろなんて~!(笑)
…………なんか、いいなぁ~そうゆうの!」
「そ、そうですか?/////」
「私はもう、そんな心配なんかされないもん(笑)」
「え!?
彼氏さん、そうなんですか!?
私だったら、心配で堪りません!!
岸峰さん綺麗だから……!」
「フフ…ありがと!
でもほら、私達はもう付き合って7年だからね(笑)
慣れきってるってゆうか、今更ってゆうか……
まぁ、そうゆうのを変えたくて、この前アクセサリーをプレゼントしたんだけどね!」
「あー、那王くんのお店の」
「そうそう!
まぁ喜んでくれたし、その後もいい感じにはなったけど、結局また普通に戻ったって感じだしね!」
「そうなんですね…」
絆奈は、自身がつけている左手の薬指の指輪に触れた。
(岸峰さんでも、そんな感じなんだ。
じゃあ、私なんか特に………)
「一橋さん?」
「え?あ、すみません!」
岸峰の言葉につい考え込んでしまい、慌てて岸峰に向き直る。
「………一橋さんは大丈夫だと思うよ?」
「え?」
「彼氏さんの一橋さんを見る目が何て言うか……」
「え?え?なんですか!?」
「ううん!何もなーい!」
「えー、教えてくださいよー!」
「教えなーい!(笑)」
頬を膨らませる絆奈に、クスクス笑う岸峰だった。
一方の那王━━━━━━
「オーナー、それ弁当ですか?」
「ん?うん」
「へぇー!いいなぁ~」
「………
もう中身ないよ。
てか、あってもあげないよ」
「え?あ…俺が考えてることバレました?(笑)」
「袴田がわかりやすいの」
「そっかぁ(笑)」
「で?何?
仕事終わったら、早く帰りなよ。
意味のない残業代は、出さないよ?」
「飯食いに行きません?」
「………それは、奢ってってこと?」
「おっ!さすが、察しのいいオーナー!」
「……ったく…調子、良いんだから(笑)」
「だってぇー、給料日前ですもーん!」
「いいよ。
でも、あんま遅くまでは無理だからね」
「え?絆奈ちゃんと約束してるんですか?
だったら、次の機会でいいですよ?」
「今、一緒に住んでるんだ━━━━━━」