愛でられて、絆される
「ん?」
「キス、私、から…した…の?」
「うん!
ビックリしちゃった!
あのピュアな絆奈がキスしてくれるなんて!
だから僕も興奮しちゃって“抱かせて”って言ったら“眠いから起きたらね!”って言って寝たんだよ?」
「う、嘘だよ!
そんなこと、したことな━━━━━」
(あ、いや、待って…
大学の時の飲み会でも、同じようなことが……)
「絆奈?」
「あ…いや…と、とにかく!
ごめんね、ほんとに覚えてなくて……」
「………」
「由利原くん?あの…」
「ねぇ」
「ん?」
「覚えてないなら、今、聞かせて?」
「え?」
「僕を好きって言ってくれた言葉、キスしてくれたその意味、起きたら抱かせてくれるって言ったことも、嘘じゃないって聞かせてほしい!
高校生になって初めて彼女ができてから、今までで三人の人と付き合った。
でも、絆奈のことがどこかにずっと引っ掛かってて……
今日逢えるの、スッゴく楽しみにしてた。
逢って、話をしたら……はっきり絆奈のことが好きだったんだってわかった。
僕は、絆奈と付き合いたい!
もっと沢山話をして、色んな所へ行って、想い出を沢山作って、抱き締めて、キスして、抱き合いたい……!
だから━━━━嘘じゃないって、聞かせて?
好きなんだ、絆奈が……物凄く……」
「…………好き…だよ…/////」
極々小さな声。
でも那王には、はっきりとそれが聞こえた。
「ほん…とに?」
「うん/////」
「酔ってない?」
「もう、酔いは覚めてるよ」
「キス、していい?」
「う、うん…/////」
ゆっくり那王の顔が近づき、口唇が重なった。
離れて、微笑み合う。
「ねぇ、抱いていい?」
「え/////えーと…/////」
「………」
「……/////」
「……………やっぱ、がっつきすぎかな?(笑)」
「……/////」
「………だよね(笑)
ごめんね!絆奈の彼氏になれただけで、幸せだよ!
あ、キスはもっとしてもいいかな?
それで気持ちを落ち着かせるから!」
「いいよ////」
「フフ…じゃあ…口、開けて?」
「え?あ…そ、そうじゃなくて…」
「え?」
「えーと…キスも、だけど…その…/////」
「抱いていいよ…ってこと?」
「……っ…/////」
恥ずかしそうに見る絆奈の表情が、それを物語っていた。
「キス、私、から…した…の?」
「うん!
ビックリしちゃった!
あのピュアな絆奈がキスしてくれるなんて!
だから僕も興奮しちゃって“抱かせて”って言ったら“眠いから起きたらね!”って言って寝たんだよ?」
「う、嘘だよ!
そんなこと、したことな━━━━━」
(あ、いや、待って…
大学の時の飲み会でも、同じようなことが……)
「絆奈?」
「あ…いや…と、とにかく!
ごめんね、ほんとに覚えてなくて……」
「………」
「由利原くん?あの…」
「ねぇ」
「ん?」
「覚えてないなら、今、聞かせて?」
「え?」
「僕を好きって言ってくれた言葉、キスしてくれたその意味、起きたら抱かせてくれるって言ったことも、嘘じゃないって聞かせてほしい!
高校生になって初めて彼女ができてから、今までで三人の人と付き合った。
でも、絆奈のことがどこかにずっと引っ掛かってて……
今日逢えるの、スッゴく楽しみにしてた。
逢って、話をしたら……はっきり絆奈のことが好きだったんだってわかった。
僕は、絆奈と付き合いたい!
もっと沢山話をして、色んな所へ行って、想い出を沢山作って、抱き締めて、キスして、抱き合いたい……!
だから━━━━嘘じゃないって、聞かせて?
好きなんだ、絆奈が……物凄く……」
「…………好き…だよ…/////」
極々小さな声。
でも那王には、はっきりとそれが聞こえた。
「ほん…とに?」
「うん/////」
「酔ってない?」
「もう、酔いは覚めてるよ」
「キス、していい?」
「う、うん…/////」
ゆっくり那王の顔が近づき、口唇が重なった。
離れて、微笑み合う。
「ねぇ、抱いていい?」
「え/////えーと…/////」
「………」
「……/////」
「……………やっぱ、がっつきすぎかな?(笑)」
「……/////」
「………だよね(笑)
ごめんね!絆奈の彼氏になれただけで、幸せだよ!
あ、キスはもっとしてもいいかな?
それで気持ちを落ち着かせるから!」
「いいよ////」
「フフ…じゃあ…口、開けて?」
「え?あ…そ、そうじゃなくて…」
「え?」
「えーと…キスも、だけど…その…/////」
「抱いていいよ…ってこと?」
「……っ…/////」
恥ずかしそうに見る絆奈の表情が、それを物語っていた。