愛でられて、絆される
寝室のベッドの上。
向かい合って座っている、那王と絆奈。
那王が絆奈を足で挟んでいる。
「那王くん、ステーキ…」
「んー、後でね!」
絆奈の頬を包み込んで、啄むキスを繰り返す。
「那王く…/////」
「絆奈は…嫌?」
「え?」
「シたくないの?」
「そんなこと、ないよ?/////」
「じゃあ、いいよね?」
那王に服を脱がされ、バサッとベッドの下に落ちた。
━━━━━━━━━━
━━━━━━………………
「幸せ…/////」
二人とも果てて、那王の腕の中に包まれている絆奈。
頭の上から、ポツリと声が降ってきた。
見上げると、那王が微笑み頭を撫でていた。
「ん?」
「絆奈が腕の中にいて、いつでも抱き合えて、もう…離れる心配しなくていいから……!」
「そうだね…/////」
「んー、絆奈~」
「フフ…くすぐったいよー(笑)」
じゃれ合うように更に抱き締めキスしてくる那王に、絆奈は身動ぎ笑いながらもがく。
「あ!指輪!来週には、出来上がるからね!
絆奈の指にぴったりの指輪!」
絆奈の左手を持ち上げ、薬指をなぞり言った。
そして、自身の指を絡めて手を繋いだ。
それから一緒にステーキを焼き、ささやかなお祝いをする。
「絆奈、これからもよろしくね!」
「こちらこそ!末長くよろしくお願いします!」
「「乾杯!!」」
カチンとグラスが軽くぶつかる。
「んー!美味しい!
焼き加減も、完璧!
ありがとう、那王くん!」
「よかった!
━━━━━近い内、ご両親に挨拶させてね!
あと、叔母にも会ってほしい!」
「うん!!是非!
叔母さんって、どんな方なの?」
「うーん…厳しい人だよ。
でも、優しいんだ……!」
「厳しいけど、優しい…
んー、人物像が思い浮かばない…(笑)」
「フフ…そうだよね(笑)
仕事人間でさ。ずっと一人なんだけど、逞しくて、まさにキャリアウーマンみたいな(笑)
厳しいんだけど、叔母を尊敬してる人も多い。
本当の優しさを持ってる人。
相手を思うがこそ、厳しいことも言うみたいな!」
「そっか!
素敵な人なんだね!
フフ…だから、那王くんも素敵なんだ!」
「………」
口をつぐむ、那王。
「ん?那王くん?
どうしたの?」
「………ううん!
ありがと!」
「那王くん?」
那王の微妙な切ない表情。
絆奈の心に、小さなモヤモヤが棲みついた。
向かい合って座っている、那王と絆奈。
那王が絆奈を足で挟んでいる。
「那王くん、ステーキ…」
「んー、後でね!」
絆奈の頬を包み込んで、啄むキスを繰り返す。
「那王く…/////」
「絆奈は…嫌?」
「え?」
「シたくないの?」
「そんなこと、ないよ?/////」
「じゃあ、いいよね?」
那王に服を脱がされ、バサッとベッドの下に落ちた。
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━━━━━━………………
「幸せ…/////」
二人とも果てて、那王の腕の中に包まれている絆奈。
頭の上から、ポツリと声が降ってきた。
見上げると、那王が微笑み頭を撫でていた。
「ん?」
「絆奈が腕の中にいて、いつでも抱き合えて、もう…離れる心配しなくていいから……!」
「そうだね…/////」
「んー、絆奈~」
「フフ…くすぐったいよー(笑)」
じゃれ合うように更に抱き締めキスしてくる那王に、絆奈は身動ぎ笑いながらもがく。
「あ!指輪!来週には、出来上がるからね!
絆奈の指にぴったりの指輪!」
絆奈の左手を持ち上げ、薬指をなぞり言った。
そして、自身の指を絡めて手を繋いだ。
それから一緒にステーキを焼き、ささやかなお祝いをする。
「絆奈、これからもよろしくね!」
「こちらこそ!末長くよろしくお願いします!」
「「乾杯!!」」
カチンとグラスが軽くぶつかる。
「んー!美味しい!
焼き加減も、完璧!
ありがとう、那王くん!」
「よかった!
━━━━━近い内、ご両親に挨拶させてね!
あと、叔母にも会ってほしい!」
「うん!!是非!
叔母さんって、どんな方なの?」
「うーん…厳しい人だよ。
でも、優しいんだ……!」
「厳しいけど、優しい…
んー、人物像が思い浮かばない…(笑)」
「フフ…そうだよね(笑)
仕事人間でさ。ずっと一人なんだけど、逞しくて、まさにキャリアウーマンみたいな(笑)
厳しいんだけど、叔母を尊敬してる人も多い。
本当の優しさを持ってる人。
相手を思うがこそ、厳しいことも言うみたいな!」
「そっか!
素敵な人なんだね!
フフ…だから、那王くんも素敵なんだ!」
「………」
口をつぐむ、那王。
「ん?那王くん?
どうしたの?」
「………ううん!
ありがと!」
「那王くん?」
那王の微妙な切ない表情。
絆奈の心に、小さなモヤモヤが棲みついた。