《夢見の女王》婚約破棄の無限ループはもう終わり! ~腐れ縁の王太子は平民女に下げ渡してあげます
付記 夢見を経て確定した正史
夢見の女王正史
数々の夢見を経て確定した正史。
★マーゴットとバルカス王子が生まれた年
王弟オズ公爵ラズリスの令嬢マーゴットに血筋順位一位、他国の平民女を母親に持ったバルカス王子には数字が現れず欄外が判明。
王姪マーゴットが王太女に決定される。
息子の未来を案じたメイ王妃の懇願により、成人まではバルカス王子を王太子として扱うことをダイアン国王、王弟オズ公爵ラズリスが決定した。
ただし宰相や、主だった大臣、親戚集団の雑草会は反対している。
★マーゴット、バルカス王子4歳の年
メイ王妃、王妃教育から逃げる途中、息子バルカス王子と王宮内の禁足地に紛れ込み、建国以前からの厄災の魔の祠を壊し、アドローンの聖女の魔を解放する。
※聖女の魔本体が王妃と王子を引き寄せたものと思われる
放たれた魔をカレイド王国の守護者カーナが抑え、神人ジューアが魔法樹脂で仮封印する。
ダイアン国王、王弟のオズ公爵ラズリスと協議の上、次世代の魔封じ要員としてオズ公爵令嬢マーゴット、バルカス王子、ディアーズ伯爵令息シルヴィスを選定。
王太女マーゴットに対し男子二人を婚約者候補とした。
★マーゴットとバルカス10歳、シルヴィス18歳の年
シルヴィス、オズ公爵ラズリスの命でカレイド王国から出奔。
厄災の魔の解決のため、破魔や退魔の情報収集や術者の探索を命じられ、冒険者となって円環大陸を巡る。
各地の聖なる魔力持ちにカレイド王国の救済を懇願するもことごとく断られる。
聖女ロータスからは「時を待て」との助言を与えられる。
★マーゴットとバルカス14歳の年
マーゴットの両親、オズ公爵夫妻が流行病で同時期に病死。
バルカスが増長し、王家からオズ公爵家への支援金を横領し始める。
メイ王妃、マーゴットの許可を得ずオズ公爵夫妻の葬儀や霊園墓地建設を発注、費用負担をマーゴットに丸投げして大問題となる。
雑草会の助けを得て、最終的に費用は王家が負担することに。
バルカス王子の横領は証拠を保存してダイアン国王に訴え。
オズ公爵家への支援金の、マーゴットの受け取りサイン偽造に関わった王子の取り巻きたちが処分され、王子本人へのお咎めはメイ王妃の嘆願により無し。
★マーゴット、バルカス15歳の年
王都の王立学園へ入学。
前年のオズ公爵家への支援金横領で高位貴族の取り巻きたちを失ったバルカス王子は、程度の悪い生徒たちを連れ歩き不良化する。
数々の問題を起こすが、息子を庇うメイ王妃の懇願でダイアン国王がすべて揉み消す。
マーゴットのバルカス王子への印象は地に落ちる。
★マーゴット、バルカス王子18歳の年
最終学年の年。
マーゴットとバルカス王子は互いに正式な婚約者だと認識していたが、仲は険悪。
バルカス王子は転校生の平民女生徒ポルテを寵愛し始め、恋人となる。
学期初めにカレイド王国側にアケロニア王国のグレイシア王女が短期留学してくる。
王女の同席時にバルカス王子が取り巻きたちと「邪魔な婚約者マーゴットを娼館に売り飛ばす」計画を冗談混じりに話しているのを目撃し、王女を激怒させる。
グレイシア王女、ダイアン国王を猛烈に批判するがメイ王妃に宥められて暖簾に腕押し状態。
業を煮やしたグレイシア王女、マーゴットを連れて帰国。
マーゴットはアケロニア王国に短期留学することに。
事態を知った守護者カーナの分身が後からマーゴットを追ってアケロニア王国入りする。
★アケロニア王国への留学中
王立学園に編入し、高等部ではカレイド王国の政治経済や文化の講義を、小等部と中等部では食文化の講義を行う。
いずれもカレイド王国の中興の祖の女勇者伝来の蒸しプリンが好評を博した。
テオドロス国王の紹介で、魔法の大家リースト伯爵メガエリスと子息の兄カイル、弟ルシウスと交流する。
リースト伯爵家の養子で純正ハイヒューマンのルシウス少年の持つ聖なる魔力で、魔に汚染されていたカレイド王国の国宝・女勇者の魚切り包丁の浄化に成功した。
ただし浄化の際に祓いきれなかった魔の影響が王都に大地震を誘発、リースト伯爵邸が半壊する。
神人カーナが大地震の被害を抑えたが魔力を消耗し、黄金龍の姿のまま小型化してしまう。
回復のためルシウス少年に預けて魔力チャージすることに。
グレイシア王女がマーゴットの卒業後、バルカス王子との婚儀を思い留まるよう説得する。
だがもう一人の婚約者候補シルヴィスが行方不明のままのため、既にマーゴットは諦めている。
グレイシア王女と説得を受け入れないマーゴットが仲違いしたまま留学期間は終了する。
★マーゴットとバルカス王子の学園卒業、結婚
結婚と同時にダイアン国王の退位とマーゴットの女王即位。
伴侶となったバルカスが王配となるも、学生時代からの恋人ポルテと関係を切らず、マーゴットとは一方的な白い結婚を強制。
バルカス王配、公式行事に顔を出すが政務はほとんど行わず。
王族としての義務を果たさず自分勝手なバルカス王配を守護者カーナ(分身)が諌めるも、激高したバルカスに魚切り包丁で斬りつけられ意識不明の重体に。
一命は取り留めるが魔力の消耗により赤ん坊まで身体が戻る。(※分身が魔力を回復するまでの一時的な姿)
以降、赤ん坊はカウニスの名前でマーゴット女王が私生児の庶子として王宮で養育。
カーナの分身は子供が育つように周囲に見せかける形で、自ら魔力を調整しながら回復していくことに。
マーゴット女王、魔を制御できない元王妃を前国王と一緒に離宮に幽閉。
マーゴット女王、王宮の書庫で夢見の秘伝書を発見する。
魔術師フリーダヤに詳細説明を求めるが断られ、彼の弟子の魔女メルセデスの協力を得て夢見を実践し、守護者カーナの回復や魔の対処を探求していく。
※以降、本編ラストまでそのまま
数々の夢見を経て確定した正史。
★マーゴットとバルカス王子が生まれた年
王弟オズ公爵ラズリスの令嬢マーゴットに血筋順位一位、他国の平民女を母親に持ったバルカス王子には数字が現れず欄外が判明。
王姪マーゴットが王太女に決定される。
息子の未来を案じたメイ王妃の懇願により、成人まではバルカス王子を王太子として扱うことをダイアン国王、王弟オズ公爵ラズリスが決定した。
ただし宰相や、主だった大臣、親戚集団の雑草会は反対している。
★マーゴット、バルカス王子4歳の年
メイ王妃、王妃教育から逃げる途中、息子バルカス王子と王宮内の禁足地に紛れ込み、建国以前からの厄災の魔の祠を壊し、アドローンの聖女の魔を解放する。
※聖女の魔本体が王妃と王子を引き寄せたものと思われる
放たれた魔をカレイド王国の守護者カーナが抑え、神人ジューアが魔法樹脂で仮封印する。
ダイアン国王、王弟のオズ公爵ラズリスと協議の上、次世代の魔封じ要員としてオズ公爵令嬢マーゴット、バルカス王子、ディアーズ伯爵令息シルヴィスを選定。
王太女マーゴットに対し男子二人を婚約者候補とした。
★マーゴットとバルカス10歳、シルヴィス18歳の年
シルヴィス、オズ公爵ラズリスの命でカレイド王国から出奔。
厄災の魔の解決のため、破魔や退魔の情報収集や術者の探索を命じられ、冒険者となって円環大陸を巡る。
各地の聖なる魔力持ちにカレイド王国の救済を懇願するもことごとく断られる。
聖女ロータスからは「時を待て」との助言を与えられる。
★マーゴットとバルカス14歳の年
マーゴットの両親、オズ公爵夫妻が流行病で同時期に病死。
バルカスが増長し、王家からオズ公爵家への支援金を横領し始める。
メイ王妃、マーゴットの許可を得ずオズ公爵夫妻の葬儀や霊園墓地建設を発注、費用負担をマーゴットに丸投げして大問題となる。
雑草会の助けを得て、最終的に費用は王家が負担することに。
バルカス王子の横領は証拠を保存してダイアン国王に訴え。
オズ公爵家への支援金の、マーゴットの受け取りサイン偽造に関わった王子の取り巻きたちが処分され、王子本人へのお咎めはメイ王妃の嘆願により無し。
★マーゴット、バルカス15歳の年
王都の王立学園へ入学。
前年のオズ公爵家への支援金横領で高位貴族の取り巻きたちを失ったバルカス王子は、程度の悪い生徒たちを連れ歩き不良化する。
数々の問題を起こすが、息子を庇うメイ王妃の懇願でダイアン国王がすべて揉み消す。
マーゴットのバルカス王子への印象は地に落ちる。
★マーゴット、バルカス王子18歳の年
最終学年の年。
マーゴットとバルカス王子は互いに正式な婚約者だと認識していたが、仲は険悪。
バルカス王子は転校生の平民女生徒ポルテを寵愛し始め、恋人となる。
学期初めにカレイド王国側にアケロニア王国のグレイシア王女が短期留学してくる。
王女の同席時にバルカス王子が取り巻きたちと「邪魔な婚約者マーゴットを娼館に売り飛ばす」計画を冗談混じりに話しているのを目撃し、王女を激怒させる。
グレイシア王女、ダイアン国王を猛烈に批判するがメイ王妃に宥められて暖簾に腕押し状態。
業を煮やしたグレイシア王女、マーゴットを連れて帰国。
マーゴットはアケロニア王国に短期留学することに。
事態を知った守護者カーナの分身が後からマーゴットを追ってアケロニア王国入りする。
★アケロニア王国への留学中
王立学園に編入し、高等部ではカレイド王国の政治経済や文化の講義を、小等部と中等部では食文化の講義を行う。
いずれもカレイド王国の中興の祖の女勇者伝来の蒸しプリンが好評を博した。
テオドロス国王の紹介で、魔法の大家リースト伯爵メガエリスと子息の兄カイル、弟ルシウスと交流する。
リースト伯爵家の養子で純正ハイヒューマンのルシウス少年の持つ聖なる魔力で、魔に汚染されていたカレイド王国の国宝・女勇者の魚切り包丁の浄化に成功した。
ただし浄化の際に祓いきれなかった魔の影響が王都に大地震を誘発、リースト伯爵邸が半壊する。
神人カーナが大地震の被害を抑えたが魔力を消耗し、黄金龍の姿のまま小型化してしまう。
回復のためルシウス少年に預けて魔力チャージすることに。
グレイシア王女がマーゴットの卒業後、バルカス王子との婚儀を思い留まるよう説得する。
だがもう一人の婚約者候補シルヴィスが行方不明のままのため、既にマーゴットは諦めている。
グレイシア王女と説得を受け入れないマーゴットが仲違いしたまま留学期間は終了する。
★マーゴットとバルカス王子の学園卒業、結婚
結婚と同時にダイアン国王の退位とマーゴットの女王即位。
伴侶となったバルカスが王配となるも、学生時代からの恋人ポルテと関係を切らず、マーゴットとは一方的な白い結婚を強制。
バルカス王配、公式行事に顔を出すが政務はほとんど行わず。
王族としての義務を果たさず自分勝手なバルカス王配を守護者カーナ(分身)が諌めるも、激高したバルカスに魚切り包丁で斬りつけられ意識不明の重体に。
一命は取り留めるが魔力の消耗により赤ん坊まで身体が戻る。(※分身が魔力を回復するまでの一時的な姿)
以降、赤ん坊はカウニスの名前でマーゴット女王が私生児の庶子として王宮で養育。
カーナの分身は子供が育つように周囲に見せかける形で、自ら魔力を調整しながら回復していくことに。
マーゴット女王、魔を制御できない元王妃を前国王と一緒に離宮に幽閉。
マーゴット女王、王宮の書庫で夢見の秘伝書を発見する。
魔術師フリーダヤに詳細説明を求めるが断られ、彼の弟子の魔女メルセデスの協力を得て夢見を実践し、守護者カーナの回復や魔の対処を探求していく。
※以降、本編ラストまでそのまま