能ある魔女は目を隠す?!二つの秘密を抱えたお世話係は知らない間に王子に溺愛されてました!
3人は、マリーとレオナルドの元に着くと、

すぐさま、マリーと交代し、レオナルドを運んでくれた。

「大丈夫か?!」

店主が大きな声で言う。吹雪が容赦なく吹き付ける。声が吹雪でかき消されそうになる中、

店主の呼び掛けにマリーは疲労で声が出ず、とにかく頷くだけで精一杯だった。

店主は、二人にレオナルドを任せ、

「とにかく、中で話を聞こう!」

と言うと、マリーに肩を貸した。




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