もう一度キミと青春を。
「まだ走れないから。今日も休む」


ケロっとした顔で言う。


昨日…、本当は痛いのに、無理して走って追いかけて来てくれたんだ…。


「ごめんね、赤嶺くん」


私のせいで悪化したらどうしよう。


週末には練習試合があると言っていた。


出られなかったらどうしよう。


「森下ってさ、すぐ自分を責めるよな。この怪我は俺の不注意で負った怪我だから森下は関係ないよ」


ポンッと大きな手が頭に乗った。


「ありがとう…。映画、行きたい」


「よし!なら決まりな!」


赤嶺くんが笑顔で
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