何度でもキミに恋をする(旧題:もう一度キミと青春を)
「真由と律ってすごく仲良いよね」
「ね。あの二人、お似合いだよね」
てことは、付き合ってはないんだ。
てっきり付き合ってるのかと思ってたけど。
「真由•律ペアと、紬•蒼空ペアは絶対領域なんだよ」
萌音が微笑ましそうに2組を眺める。
1つの机に顔を寄せ合って座っている真由と律。
お互いに強めのボディタッチをしながら笑い合っている真中さんと蒼空。
「絶対領域って?」
「誰も邪魔できない、二人だけの特別な空気があるってこと。付き合う直前って感じ」
…そうなんだ。
絶対領域…か…。
笑いすぎてフラついた真中さんの背中をサッと支える蒼空。
何事もなかったかのように話を続けている。
まるで当たり前の光景かのように。
蒼空が真中さんの前髪に触れた。
真中さんは嫌がる様子もなく身を委ねている。
会話は聞こえないけど、おそらく髪についたゴミでも取ってあげたんだろう。
嬉しそうに笑う真中さんは光り輝いて見えた。
「ね。あの二人、お似合いだよね」
てことは、付き合ってはないんだ。
てっきり付き合ってるのかと思ってたけど。
「真由•律ペアと、紬•蒼空ペアは絶対領域なんだよ」
萌音が微笑ましそうに2組を眺める。
1つの机に顔を寄せ合って座っている真由と律。
お互いに強めのボディタッチをしながら笑い合っている真中さんと蒼空。
「絶対領域って?」
「誰も邪魔できない、二人だけの特別な空気があるってこと。付き合う直前って感じ」
…そうなんだ。
絶対領域…か…。
笑いすぎてフラついた真中さんの背中をサッと支える蒼空。
何事もなかったかのように話を続けている。
まるで当たり前の光景かのように。
蒼空が真中さんの前髪に触れた。
真中さんは嫌がる様子もなく身を委ねている。
会話は聞こえないけど、おそらく髪についたゴミでも取ってあげたんだろう。
嬉しそうに笑う真中さんは光り輝いて見えた。