もしも運命を変える事が出来るなら…
喜々良たちの会話を、佑典は聞いていた。

喜々良に告白した日、

『見置の事、好きなままでもいいから、付き合ってくれないかな?』

確かにこう言った。

だけど、こんなに長く想っていたなんて…。

「なんだよ、俺だけバカみたいじゃん…」

佑典はしゃがみこみ、苦しそうに呟いた‐。
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