甘い約束には罪がある
そういっているうちに会場についた。
祭りは人でいっぱいだった。

「うわあー、屋台いっぱいだね!わーちゃん!!!」

なんで私よりも楽しみにしてんのよほんと。。

私は翔がこうやって楽しみにしてくれているのがなにより嬉しかった。

「よし!翔いくよ!りんご飴たべたい!!」

「もーーまってまって、人多いんだから。」



私達はりんご飴をたべたり、焼きそばを食べたりした。



「ねえ!これほしい!おめん!!」


「えー、翔には似合わないよ笑」


「ちがうよ、わーちゃんがつけるんだよ。」


といってキャラクターのおめんをかい、私の顔につけてきた。


「これで誰かに会ってもバレないね。」


翔、気にしてくれてるんだ。

こんな些細なことでも私は本当に嬉しかった。
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