甘い約束には罪がある


「いらっしゃいませ。」


私達の目の前に立っていたのは、王子様の格好をしていた翔だった。


「ちょ、先生似合いすぎでしょ!!!」



美緒はそう言って携帯を取り出し、写真を撮り始めた。


「ほらほら、わーちゃんもならんで!はいちーず!」


「もーほらはやく席案内するぞーー!!」


翔はそう言って席まで案内してくれた。


「これ後で送るね。」

「もう、美緒……」


美緒はそうコソッと言って笑ってきた。


私達はおすすめのパンケーキを食べてゆっくりしていた。

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