ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~
「ようやくわかったよ。
お前に初めて会ったとき、なんでお前を基準にムラマサのお助け機能を作ろうと思ったか。
お前が駄目人間そうだったからじゃなくて。
お前を一目見て、こいつを喜ばせてみたいと思ったからだ」
あやめが喜ぶと俺も嬉しい――。
そう言い、村正は、そっと口づけてくる。
「……ところで、さっき、なんて言おうとしてたんだ?」
「いや、ちょっと……言えません」
「わかった。
村正さん、大好きです、だな」
「違います」
「じゃあ、村正さん、永遠に愛してますだ」
「なんで言い切るんですか。
ちょっと違います」
「ちょっとか」
「ああいえっ。
すごく違いますっ」
と言うあやめを村正は抱き上げる。
お前に初めて会ったとき、なんでお前を基準にムラマサのお助け機能を作ろうと思ったか。
お前が駄目人間そうだったからじゃなくて。
お前を一目見て、こいつを喜ばせてみたいと思ったからだ」
あやめが喜ぶと俺も嬉しい――。
そう言い、村正は、そっと口づけてくる。
「……ところで、さっき、なんて言おうとしてたんだ?」
「いや、ちょっと……言えません」
「わかった。
村正さん、大好きです、だな」
「違います」
「じゃあ、村正さん、永遠に愛してますだ」
「なんで言い切るんですか。
ちょっと違います」
「ちょっとか」
「ああいえっ。
すごく違いますっ」
と言うあやめを村正は抱き上げる。