ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~
「ムラマサー!」
「お呼びですか、ご主人さま」

 だから、あなたじゃないですってばっ、と思うのに、近くにいた村正の方が返事をし、あやめの頬に口づけてくる。

 村正が書いた、『ムラマサ参上っ!』の文字が入ったムラマサは少し遅れて。

 幸せな休日を過ごしているあやめたちのもとに到着した――。



                               完


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