ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~
「小学校のときのクラスメイトの細田の好きな子の誕生日みたいです」
「……誰なんだ、それは」
という顔を村正がし、近くにいた化粧品売り場の綺麗なおねえさんも、
誰なんですか、それは、という顔をしていた。
「いや、他校の子だったんですけど。
スポ少の関係で、たまたま昔、スマホでつながって。
本人に会ったことはないんですが。
そのまま、誕生日におめでとうって送り合ったり。
新年の挨拶をしてるんですけどね」
「……そういう付き合いってあるよな」
おめでとうっ、と送ったとき、近くで、キンコン、と鳴った。
「……誰なんだ、それは」
という顔を村正がし、近くにいた化粧品売り場の綺麗なおねえさんも、
誰なんですか、それは、という顔をしていた。
「いや、他校の子だったんですけど。
スポ少の関係で、たまたま昔、スマホでつながって。
本人に会ったことはないんですが。
そのまま、誕生日におめでとうって送り合ったり。
新年の挨拶をしてるんですけどね」
「……そういう付き合いってあるよな」
おめでとうっ、と送ったとき、近くで、キンコン、と鳴った。