俺に夢中になれよ~純情秘書は溺甘副社長の独占欲を拒めない
高級な日本料理店の個室で、美味しい料理を食べながら、副社長と過ごすひと時。
富山君は、会社や先輩の愚痴ばかり話をしていたけど、副社長は、沿革の説明や自分が思い描く未来の希望ある話をしてくれて、ワクワクして聞いていた。
やっぱり、カッコいい。
副社長のこと、好きにならない女性なんていない。
私は、その中の1人に過ぎないけど。
食事が終わり、車で家の近くまで送ってもらう事になった。
「食事、口に合ったかな?」
「はい、凄く美味しかったです」
「それなら良かったよ」
穏やかに微笑む副社長と、もっと一緒にいたいけど・・・
もう・・・楽しい時間が終わっちゃう。
無情にも、車は家路へと動き出した。
すっかり暗くなった空。
食事だけでも、大好きな彼氏とデートしてるみたいでドキドキしたのに、車から見る夜景は、胸を熱くする。
「綺麗ですね・・・走ってる車から夜景を見るのって初めてですけど、感動します」
「・・・初めて?」
「はい。父を小さい頃に亡くして、車で出掛ける事が無かったので」
「友達や彼氏とも?」
「か、彼氏なんて・・・」
それ以上の事を言うと、私の黒歴史をさらすから、言葉を摘むんだ。
「それなら、もっといい景色を見に行こうか」
富山君は、会社や先輩の愚痴ばかり話をしていたけど、副社長は、沿革の説明や自分が思い描く未来の希望ある話をしてくれて、ワクワクして聞いていた。
やっぱり、カッコいい。
副社長のこと、好きにならない女性なんていない。
私は、その中の1人に過ぎないけど。
食事が終わり、車で家の近くまで送ってもらう事になった。
「食事、口に合ったかな?」
「はい、凄く美味しかったです」
「それなら良かったよ」
穏やかに微笑む副社長と、もっと一緒にいたいけど・・・
もう・・・楽しい時間が終わっちゃう。
無情にも、車は家路へと動き出した。
すっかり暗くなった空。
食事だけでも、大好きな彼氏とデートしてるみたいでドキドキしたのに、車から見る夜景は、胸を熱くする。
「綺麗ですね・・・走ってる車から夜景を見るのって初めてですけど、感動します」
「・・・初めて?」
「はい。父を小さい頃に亡くして、車で出掛ける事が無かったので」
「友達や彼氏とも?」
「か、彼氏なんて・・・」
それ以上の事を言うと、私の黒歴史をさらすから、言葉を摘むんだ。
「それなら、もっといい景色を見に行こうか」