俺に夢中になれよ~純情秘書は溺甘副社長の独占欲を拒めない
その瞬間、目が覚めた。何だ・・・夢・・・
あれっ・・・確か私、ソファで・・・
気が付けば、ベッドの上に寝ている。
隣を見ると、座ってスタンドの明かりで、副社長が本を読んでいた。
「副社長・・・私」
「あっ、ごめん。眩しくて起こしたか?」
「いえ、すみません。運んでもらって・・・」
「俺が待たせたから。あれから2件、電話しててね」
「そうでしたか・・・お疲れ様でした」
「今日は疲れただろ?大人げなく嫉妬して、無理させたから」
優しく微笑んで、大きな手で私の頭を撫でる。
「ゆっくり寝たらいいよ。おやすみ」
頭を撫でたまま、副社長は、片手で本を読み出した。
夢とはいえ、皐さんのところに行こうとした副社長。
ここに来るまでは、あれだけ迫られたのに・・・
私への気持ちは、そんなに大きくないのかなぁ・・・
一瞬の嫉妬だけで起った出来事だったら・・・
それとも、いざベッドに運んだら、魅力が無いと思ったのかな・・・
あんな夢を見たから、余計に寂しい・・・
それでも・・・
こんな私が、ベッドで優しく頭を撫でられながら、副社長の隣いる、今の幸せの方が勝つ。
大好き・・・その気持ちがいっぱいで・・・
「おやすみなさい、副社長」
副社長の上着の裾を握って、目を瞑った。
これだけでも、凄く幸せ。
だって・・・明日、目覚めたら、副社長が隣にいるんだから。
あれっ・・・確か私、ソファで・・・
気が付けば、ベッドの上に寝ている。
隣を見ると、座ってスタンドの明かりで、副社長が本を読んでいた。
「副社長・・・私」
「あっ、ごめん。眩しくて起こしたか?」
「いえ、すみません。運んでもらって・・・」
「俺が待たせたから。あれから2件、電話しててね」
「そうでしたか・・・お疲れ様でした」
「今日は疲れただろ?大人げなく嫉妬して、無理させたから」
優しく微笑んで、大きな手で私の頭を撫でる。
「ゆっくり寝たらいいよ。おやすみ」
頭を撫でたまま、副社長は、片手で本を読み出した。
夢とはいえ、皐さんのところに行こうとした副社長。
ここに来るまでは、あれだけ迫られたのに・・・
私への気持ちは、そんなに大きくないのかなぁ・・・
一瞬の嫉妬だけで起った出来事だったら・・・
それとも、いざベッドに運んだら、魅力が無いと思ったのかな・・・
あんな夢を見たから、余計に寂しい・・・
それでも・・・
こんな私が、ベッドで優しく頭を撫でられながら、副社長の隣いる、今の幸せの方が勝つ。
大好き・・・その気持ちがいっぱいで・・・
「おやすみなさい、副社長」
副社長の上着の裾を握って、目を瞑った。
これだけでも、凄く幸せ。
だって・・・明日、目覚めたら、副社長が隣にいるんだから。