俺に夢中になれよ~純情秘書は溺甘副社長の独占欲を拒めない
もう1時か・・・
和弥が帰るまで、まだ時間がある。
今頃、2人は楽しく過ごしているんだろうな・・・
そう思っていると、和弥から電話が掛かって来た。
「柊弥、僕、もう飛行場に行こうと思うんだ。花純ちゃんが柊弥の事、心配だからって、帰ったからさ」
「えっ?」
「唯一、僕に振り向いて欲しいって思った人は、僕のこと、全く視野に入って無かった。本当に良い子だよ。柊弥が不安に思ってること、聞いて見れば?きっと、向き合ってくれるから」
「和弥・・・」
「初めて聞いたんだ。僕より柊弥の方が、優しいっていった彼女」
その言葉を聞いて、胸が熱くなった。
「花純がそんな事を・・・」
「柊弥が花純ちゃんと別れたら、真っ先に教えてよ。僕が迎えに帰ってくるから」
「悪いが、今までの彼女なら、いいよと言ったけど、花純は俺の体の一部だ。離れる事は、絶対ない」
そう・・・絶対に手放さない。手放したくない。
「柊弥が、そこまで1人の女性に執着するなんてね。まぁ、双子の僕は分かるけど。あぁー、僕、日本に居れば良かった」
「お前には色々な女が寄ってくるだろ。俺を見てくれるのは花純くらいだよ。」
「あんな純粋な子が、柊弥を好きになるなんてね」
「俺は絶対に花純を手放すつもりはない」
「初めてだね。仕事より女性に熱くなる柊弥。僕はカッコいいと思うよ。じゃあ、また連絡する」
「あぁ、気を付けて帰れよ」
和弥との電話を切ると、急いで家に戻った。
家のドアを開けると、もう花純は帰っていた。
「お帰りなさい。柊弥さん、どこかに行ってたんですか?」
「会社で仕事しててね。花純こそ、どうして・・・」
「柊弥さん、元気が無かったから、心配で帰ってきました。お昼食べましたか?」
「いや、まだだけど・・・」
「私もまだなので、何か作りますね」
エプロンを付けて、キッチンで料理をする花純を見て、ホッとした。
花純は和弥に揺るがなかった・・・
和弥が帰るまで、まだ時間がある。
今頃、2人は楽しく過ごしているんだろうな・・・
そう思っていると、和弥から電話が掛かって来た。
「柊弥、僕、もう飛行場に行こうと思うんだ。花純ちゃんが柊弥の事、心配だからって、帰ったからさ」
「えっ?」
「唯一、僕に振り向いて欲しいって思った人は、僕のこと、全く視野に入って無かった。本当に良い子だよ。柊弥が不安に思ってること、聞いて見れば?きっと、向き合ってくれるから」
「和弥・・・」
「初めて聞いたんだ。僕より柊弥の方が、優しいっていった彼女」
その言葉を聞いて、胸が熱くなった。
「花純がそんな事を・・・」
「柊弥が花純ちゃんと別れたら、真っ先に教えてよ。僕が迎えに帰ってくるから」
「悪いが、今までの彼女なら、いいよと言ったけど、花純は俺の体の一部だ。離れる事は、絶対ない」
そう・・・絶対に手放さない。手放したくない。
「柊弥が、そこまで1人の女性に執着するなんてね。まぁ、双子の僕は分かるけど。あぁー、僕、日本に居れば良かった」
「お前には色々な女が寄ってくるだろ。俺を見てくれるのは花純くらいだよ。」
「あんな純粋な子が、柊弥を好きになるなんてね」
「俺は絶対に花純を手放すつもりはない」
「初めてだね。仕事より女性に熱くなる柊弥。僕はカッコいいと思うよ。じゃあ、また連絡する」
「あぁ、気を付けて帰れよ」
和弥との電話を切ると、急いで家に戻った。
家のドアを開けると、もう花純は帰っていた。
「お帰りなさい。柊弥さん、どこかに行ってたんですか?」
「会社で仕事しててね。花純こそ、どうして・・・」
「柊弥さん、元気が無かったから、心配で帰ってきました。お昼食べましたか?」
「いや、まだだけど・・・」
「私もまだなので、何か作りますね」
エプロンを付けて、キッチンで料理をする花純を見て、ホッとした。
花純は和弥に揺るがなかった・・・