俺に夢中になれよ~純情秘書は溺甘副社長の独占欲を拒めない
ニューヨーク支社につくと、疲れ切った顔をした和弥さんが出迎えてくれた。
あんなに明るい和弥さんがこれだけ落ち込んでいると、声を掛けずらい。
「柊弥、任せてごめん。花純ちゃんまで迷惑かけて」
「もう起きた事は仕方ない。とにかく、今出来る事をするしかないからな」
「うん、頼んだよ」
本当は、直接F&Dに行く方が、時間に余裕があったけど、柊弥さんが、落ち込んでる和弥さんを心配して、ニューヨーク支社に顔を出すことになった。
「和弥、落ち込んでる暇があるなら、次のワクワクするような事、足を使って探せよ。次はお前に任せるから」
「・・・うん、ありがとう!」
和弥さんに笑顔が戻ってホッとした。
双子だけど、柊弥さんはやっぱりお兄さんだ。
支社の人に車で送ってもらい、F&Dに付くと、広大な敷地に圧倒された。
幾つもの建物が並び、中央にある高級ホテルのような入り口に通された。
「こちらの部屋が控え室です。時間になれば、お迎えに上がりますので、しばらくお待ち下さい」
スタッフさんが部屋から出て行くと、いよいよだと、緊張が増してきた。
柊弥さんは淡々と準備をしている。
私が知らない、柊弥さんが晴海商事で過ごして来た時間。
きっと、入社してから次期社長として、責任を背負い、色々な経験を積んで、勉強して来たんだろうな・・・
人として尊敬する。
あんなに明るい和弥さんがこれだけ落ち込んでいると、声を掛けずらい。
「柊弥、任せてごめん。花純ちゃんまで迷惑かけて」
「もう起きた事は仕方ない。とにかく、今出来る事をするしかないからな」
「うん、頼んだよ」
本当は、直接F&Dに行く方が、時間に余裕があったけど、柊弥さんが、落ち込んでる和弥さんを心配して、ニューヨーク支社に顔を出すことになった。
「和弥、落ち込んでる暇があるなら、次のワクワクするような事、足を使って探せよ。次はお前に任せるから」
「・・・うん、ありがとう!」
和弥さんに笑顔が戻ってホッとした。
双子だけど、柊弥さんはやっぱりお兄さんだ。
支社の人に車で送ってもらい、F&Dに付くと、広大な敷地に圧倒された。
幾つもの建物が並び、中央にある高級ホテルのような入り口に通された。
「こちらの部屋が控え室です。時間になれば、お迎えに上がりますので、しばらくお待ち下さい」
スタッフさんが部屋から出て行くと、いよいよだと、緊張が増してきた。
柊弥さんは淡々と準備をしている。
私が知らない、柊弥さんが晴海商事で過ごして来た時間。
きっと、入社してから次期社長として、責任を背負い、色々な経験を積んで、勉強して来たんだろうな・・・
人として尊敬する。