俺に夢中になれよ~純情秘書は溺甘副社長の独占欲を拒めない
2月に入るとすぐ、F&Dの担当の人から、Webで面談がしたいと連絡があり、早速繋ぐ事になった。
柊弥さんはパソコン越しに、挨拶をしながら、英語で話をしていた。
「晴海様。御社と契約をすることになりました」
「えっ?当社が・・・」
「実は、あの時、別室でCEOと他役員が、モニターで御社のお話を聞かせていただきました」
柊弥さんのびっくりした顔・・・どうしたんだろう。
「当社は、アポイントの段階で、大方決めてプレゼンの日程を決めます。よっぽどインパクトが無い限り、1番手の企業が決まります。今回は上位3国、差は無かったのです」
「では、どうして当社を・・・」
「お隣にいた、青野さんでしたでしょうか。あの方のご意見は、当社創業者の根本となる思いなのです。それは公開していません。でも同じ事をお話されました。それが決めてで、御社に決めました」
早すぎて聞き取れないけど、今、青野って言ったよね?
私、やっぱり失礼な事言ったのかも・・・
「あと、CEOが、これからは御社を優先して、取引する意向を伝えたいから、1度、直接、お目にかかりたいと。2月中旬に日本に行く予定があります。詳細は追ってご連絡致します」
「宜しくお願いします!」
話が終わって、柊弥さんが私に近寄って来た。
「柊弥さん、ごめんなさい。気を悪くするような事、言ってしまったみたいで・・・」
「その逆だよ!花純、ありがとう!」
柊弥さんはパソコン越しに、挨拶をしながら、英語で話をしていた。
「晴海様。御社と契約をすることになりました」
「えっ?当社が・・・」
「実は、あの時、別室でCEOと他役員が、モニターで御社のお話を聞かせていただきました」
柊弥さんのびっくりした顔・・・どうしたんだろう。
「当社は、アポイントの段階で、大方決めてプレゼンの日程を決めます。よっぽどインパクトが無い限り、1番手の企業が決まります。今回は上位3国、差は無かったのです」
「では、どうして当社を・・・」
「お隣にいた、青野さんでしたでしょうか。あの方のご意見は、当社創業者の根本となる思いなのです。それは公開していません。でも同じ事をお話されました。それが決めてで、御社に決めました」
早すぎて聞き取れないけど、今、青野って言ったよね?
私、やっぱり失礼な事言ったのかも・・・
「あと、CEOが、これからは御社を優先して、取引する意向を伝えたいから、1度、直接、お目にかかりたいと。2月中旬に日本に行く予定があります。詳細は追ってご連絡致します」
「宜しくお願いします!」
話が終わって、柊弥さんが私に近寄って来た。
「柊弥さん、ごめんなさい。気を悪くするような事、言ってしまったみたいで・・・」
「その逆だよ!花純、ありがとう!」