俺に夢中になれよ~純情秘書は溺甘副社長の独占欲を拒めない
【ひとときの休息】
「花純、今日は一緒に買い出しに行こうか」
「まとめ買いしたいので、助かります」
久々に柊弥さんと、ゆっくり過ごせる時間が出来て、車でショッピングモールに出掛けることになった。
「俺、ボールペンが欲しいから見てくるよ」
「私、こっちの本屋さんで、待ってていいですか?」
「いいよ、買ったらそっちに行くから」
柊弥さんと別れて、本屋に入ろうとした時、
「あれっ?花純ちゃんだ!久しぶり」
通りすがりに声を掛けてきたのは、富山君だった。
「富山君・・・うん、久しぶり・・・」
「そんな露骨に嫌な顔しないでよ。前の事は反省してるよ。何してるの?」
「あっ、うん・・・ちょっとね」
「そっ。でも、縁を感じるね。ねぇ、俺、今フリーなんだ。もう、2度とあんなことしないから、また一緒に食事に行ったりしない?」
「私、もう、付き合っている人がいるから」
「そっかぁ・・・じゃあさ、電話番号だけでも教えてよ。番号、変えたでしょ?」
私に近づいて来る・・・
後退りしていると、富山君の顔が一気に引きつった。
「まとめ買いしたいので、助かります」
久々に柊弥さんと、ゆっくり過ごせる時間が出来て、車でショッピングモールに出掛けることになった。
「俺、ボールペンが欲しいから見てくるよ」
「私、こっちの本屋さんで、待ってていいですか?」
「いいよ、買ったらそっちに行くから」
柊弥さんと別れて、本屋に入ろうとした時、
「あれっ?花純ちゃんだ!久しぶり」
通りすがりに声を掛けてきたのは、富山君だった。
「富山君・・・うん、久しぶり・・・」
「そんな露骨に嫌な顔しないでよ。前の事は反省してるよ。何してるの?」
「あっ、うん・・・ちょっとね」
「そっ。でも、縁を感じるね。ねぇ、俺、今フリーなんだ。もう、2度とあんなことしないから、また一緒に食事に行ったりしない?」
「私、もう、付き合っている人がいるから」
「そっかぁ・・・じゃあさ、電話番号だけでも教えてよ。番号、変えたでしょ?」
私に近づいて来る・・・
後退りしていると、富山君の顔が一気に引きつった。