俺に夢中になれよ~純情秘書は溺甘副社長の独占欲を拒めない
柊弥さんがドアを開けると、そこには社長が立っていた。
「お邪魔するよ」
「忙しいのにありがとう」
社長が中に入って来て、私の顔を見た。
「青野さん、入社式以来だね。まぁ、座って話をしよう」
「はい」
柊弥さんと違って、表情も話し方も、とても柔らかい雰囲気の社長。
和弥さんの話し方は、社長とよく似てる。
ソファに対面に座ると、早速、柊弥さんが話を切り出した。
「電話でも話をしたけど、青野さんと結婚するよ」
「もう、決定事項としているところはお前らしいね・・・私が反対したら、どうするつもりなんだい?」
「晴海の未来に俺が居ないなんて、あり得ない。そして、俺の未来に花純が居ない事もあり得ない。必然的に、花純は俺にとっても、晴海にとっても、無くてはならない存在だ」
「ほぉ、そこまで言うのか」
「あぁ、引き下がるつもりはない」
「・・・お前は母さんそっくりだよ」
社長はため息をついた。
「柊弥が私の言うことを聞くなんて、思っていないよ」
社長は、穏やかに話し出した。
「私は柊弥が選んだ人に、間違いは無いと思っている」
「父さん・・・」
「2人が付き合っていたことは、最近の柊弥の様子を見て分かっていたよ。凄く、いい顔つきになったからね」
「お邪魔するよ」
「忙しいのにありがとう」
社長が中に入って来て、私の顔を見た。
「青野さん、入社式以来だね。まぁ、座って話をしよう」
「はい」
柊弥さんと違って、表情も話し方も、とても柔らかい雰囲気の社長。
和弥さんの話し方は、社長とよく似てる。
ソファに対面に座ると、早速、柊弥さんが話を切り出した。
「電話でも話をしたけど、青野さんと結婚するよ」
「もう、決定事項としているところはお前らしいね・・・私が反対したら、どうするつもりなんだい?」
「晴海の未来に俺が居ないなんて、あり得ない。そして、俺の未来に花純が居ない事もあり得ない。必然的に、花純は俺にとっても、晴海にとっても、無くてはならない存在だ」
「ほぉ、そこまで言うのか」
「あぁ、引き下がるつもりはない」
「・・・お前は母さんそっくりだよ」
社長はため息をついた。
「柊弥が私の言うことを聞くなんて、思っていないよ」
社長は、穏やかに話し出した。
「私は柊弥が選んだ人に、間違いは無いと思っている」
「父さん・・・」
「2人が付き合っていたことは、最近の柊弥の様子を見て分かっていたよ。凄く、いい顔つきになったからね」