俺に夢中になれよ~純情秘書は溺甘副社長の独占欲を拒めない
時間になり、2人の後について入ると、ファーストクラスの機内に唖然とした。
これが・・・ファーストクラス。
柊弥さんの妻にならなければ、一生乗ることなんて無かった。
「花純ちゃん、こっちだよ」
「どうして和弥がそこに座る。俺の席だ」
「いいじゃない。柊弥と僕は、一心同体だ」
「・・・何を言いだすかと思ったら・・・早く自分の席に行けよ」
「柊弥疲れただろ?僕の姉さんでもあるわけだし、花純ちゃんのお世話してあげるよ」
「ファーストクラスだ。お前の世話はいらない」
「柊弥は、毎日一緒に居るから、今日くらいいいだろ?」
同じ顔で睨み合っている2人を見て、思わず吹き出してしまった。
「私は柊弥さんの傍がいいです。和弥さん、ありがとうございます」
「はぁ・・・どんなに優しくしてもダメなんだ」
「当たり前だろ!」
柊弥さんは、呆れた様子で和弥さんを手で追い払う仕草をした。
「さぁ・・・柊弥をからかうのはこれくらいにして。後で取り急ぎの仕事の話があるんだ」
和弥さんは、さっきのふざけた態度から一転して、真剣な顔つきになった。
からかって楽しみ過ぎですよ・・・和弥さん。
離陸し、しばらくすると、2人は打ち合わせをしだした。
「向こうに着いて直ぐになると思うけど、あって欲しい人がいるんだ」
「どんな人だ?」
「リハビリの道具や器材をメインで取り扱っている会社なんだけどさ。技術は凄くいいのに、経営的なところが欠けていて。思うように売上が上がらなくて、撤退するか迷ってたところを、たまたま知り合ってさ」
「そうだなぁ・・・うちもそろそろ広げたいと思ってた分野だ。会ってみるよ」
「頼むよ。連絡して会社に来て貰うように段取りするから」
和弥さんは早速、メールをしていた。
これが・・・ファーストクラス。
柊弥さんの妻にならなければ、一生乗ることなんて無かった。
「花純ちゃん、こっちだよ」
「どうして和弥がそこに座る。俺の席だ」
「いいじゃない。柊弥と僕は、一心同体だ」
「・・・何を言いだすかと思ったら・・・早く自分の席に行けよ」
「柊弥疲れただろ?僕の姉さんでもあるわけだし、花純ちゃんのお世話してあげるよ」
「ファーストクラスだ。お前の世話はいらない」
「柊弥は、毎日一緒に居るから、今日くらいいいだろ?」
同じ顔で睨み合っている2人を見て、思わず吹き出してしまった。
「私は柊弥さんの傍がいいです。和弥さん、ありがとうございます」
「はぁ・・・どんなに優しくしてもダメなんだ」
「当たり前だろ!」
柊弥さんは、呆れた様子で和弥さんを手で追い払う仕草をした。
「さぁ・・・柊弥をからかうのはこれくらいにして。後で取り急ぎの仕事の話があるんだ」
和弥さんは、さっきのふざけた態度から一転して、真剣な顔つきになった。
からかって楽しみ過ぎですよ・・・和弥さん。
離陸し、しばらくすると、2人は打ち合わせをしだした。
「向こうに着いて直ぐになると思うけど、あって欲しい人がいるんだ」
「どんな人だ?」
「リハビリの道具や器材をメインで取り扱っている会社なんだけどさ。技術は凄くいいのに、経営的なところが欠けていて。思うように売上が上がらなくて、撤退するか迷ってたところを、たまたま知り合ってさ」
「そうだなぁ・・・うちもそろそろ広げたいと思ってた分野だ。会ってみるよ」
「頼むよ。連絡して会社に来て貰うように段取りするから」
和弥さんは早速、メールをしていた。