俺に夢中になれよ~純情秘書は溺甘副社長の独占欲を拒めない
「皐、ごめん。本当は早く結婚の話をするつもりだった。でも、山下社長に反対されたらとか、本当に俺でいいのかとか考えてたら、踏み出せなかった。でも、覚悟が出来た!俺と結婚して、俺の子供を産んでくれ、頼む!」
ゴツンッ!
石川部長は、頭をテーブルにぶつけるほど、勢いよく皐さんに訴えていた。
「石川、皐さん、おめでとう」
「おめでとうございます。皐さん、お体、大事にしてくださね」
皐さんは涙を流して喜び、抱きしめ合う2人を見て、私も涙が出て来た。
「今から早速、山下社長のところに行くよ。2人ともありがとう」
2人は寄り添うように歩いて、部屋を出て行った。
「あぁー、いくつもの仕事をこなすより疲れた」
「はい・・・疲れましたね。でも良かった」
「花純、今日は定時で終わって、食事してから帰ろう」
2人はため息をつきながら、それぞれの席に戻った。
夕食を済ませ、家に着くと、2人とも安堵からなのか、早々に寝る準備をしてベッドに横になった。
「今週は、さすがに疲れたな・・・」
珍しく、柊弥さんは目頭を押さえて、ため息をついていた。
「大丈夫ですか?」
「あぁ。ごめんな、花純。せっかくの新婚旅行だったのに、仕事ばかりだったし、帰って1週間、その打ち合わせで、挙げ句の果てには、今日の石川だ。新婚なのにゆっくりできなくて」
「いえ、少しですけど、ニューヨークで買い物や食事も行けたし、今日は感動の瞬間を目の前で見れましたし」
「今度、2人だけで過ごせる旅行に行こうな」
頭を撫でながら、私を優しく包み込むように抱きしめた。
柊弥さんの温もりと安心感で、このままゆっくり眠れそう・・・
と、思っていたのに・・・
ゴツンッ!
石川部長は、頭をテーブルにぶつけるほど、勢いよく皐さんに訴えていた。
「石川、皐さん、おめでとう」
「おめでとうございます。皐さん、お体、大事にしてくださね」
皐さんは涙を流して喜び、抱きしめ合う2人を見て、私も涙が出て来た。
「今から早速、山下社長のところに行くよ。2人ともありがとう」
2人は寄り添うように歩いて、部屋を出て行った。
「あぁー、いくつもの仕事をこなすより疲れた」
「はい・・・疲れましたね。でも良かった」
「花純、今日は定時で終わって、食事してから帰ろう」
2人はため息をつきながら、それぞれの席に戻った。
夕食を済ませ、家に着くと、2人とも安堵からなのか、早々に寝る準備をしてベッドに横になった。
「今週は、さすがに疲れたな・・・」
珍しく、柊弥さんは目頭を押さえて、ため息をついていた。
「大丈夫ですか?」
「あぁ。ごめんな、花純。せっかくの新婚旅行だったのに、仕事ばかりだったし、帰って1週間、その打ち合わせで、挙げ句の果てには、今日の石川だ。新婚なのにゆっくりできなくて」
「いえ、少しですけど、ニューヨークで買い物や食事も行けたし、今日は感動の瞬間を目の前で見れましたし」
「今度、2人だけで過ごせる旅行に行こうな」
頭を撫でながら、私を優しく包み込むように抱きしめた。
柊弥さんの温もりと安心感で、このままゆっくり眠れそう・・・
と、思っていたのに・・・