B☆YをL♡VEしちゃダメですか?

「そんなの…」聞こえるように呟く

てか…気づいて、周りを見てみたら

あの子はいなかった

「っで…なんで木藤がここにおるん?」

「下見!」

下見?…どこを下見するのかなぁ?

「どこを?」

「愛夢の学校」

……なんで?僕たちの学校を下見するの?

「なんで…」

すると唇に人差し指を当てて、笑顔で

「内緒!」

胸が…胸が…痛い!

僕はゆうちゃんの側から離れたくて

「行こっ!」ってめぇちゃんの腕を持つ

そしてゆうちゃんの隣をと通り過ぎようすると

僕がめぇちゃんの腕を掴む手を離そうとする

「それは…ダメだよ!」聞こえる小さく絞り出すような声
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