ごめん、キミが好き《短編・完結》
正直、限界だった。
風呂から上がったユイを、無理矢理自分の部屋に連れ込んで…
強引に押し倒した。
「や…だ!タクマやめ…!」
もっと嫌がればいい。
はっきり俺を拒めばいい。
嫌われた方がいっそ楽なんだ。
そう思った俺を待っていたのは、以外なほどに素直なユイだった。
ユイはすぐに抵抗するのをやめて、嫉妬に狂った俺の体を受け入れてくれた。
「ユイ、好きだよ。俺を見て。」