ごめん、キミが好き《短編・完結》
俺も本当に、自分は頭がおかしいと思う。
無理矢理部屋に連れ込んで…苛立ったまま、ユイを強引に引き寄せる。
完全にユイに依存してる。
それでも、俺の行動一つ一つに反応するユイを見て、まだ俺のものだって嬉しくなる。
もう、出会った頃の恋心とは違うんだ。
「ユイが俺から離れられる訳がない。」
ユイに言ったつもりが、自分に言い聞かせてるようだった。
離れて欲しくない。
俺がユイを幸せにするんだ。