極上御曹司の純愛〜幼なじみに再会したら囲い込まれました〜
「この説明をしてっ」
「言ってなかったかな。今日はルガーディアの創立記念パーティなんだ」
「それで?」
嫌な予感がしたけれど私はなおも朝日くんに詰め寄った。だからってどうして私がこんな格好をしなきゃならないのか説明がなされてない。
「美詞を俺のパートナーとして同伴してもらうことにした」
「か、勝手に決めないで!」
「悪いけどもう決まったことだから。それに、即断即決が俺のモットーなんで」
「理由になってない」
あくまで私は一夜くんのシッターとして働いてる身。パーティに同伴するために音羽家にいるわけじゃない。
ましてあんな高級ホテルの創立記念パーティーで、オーナーの朝日くんのパートナーを務めるなんて絶対無理!
「美詞は俺と一緒にいるだけでいいから」
「無理だよ」
「それでももう着替えてくれてるし」
「こ、これは朝日くんが勝手にっ――」
「本当はこんなに綺麗になった美詞を誰にも見せたくないけどな」
だったら行かないでいいよと言おうとすると、今度は瞼の上にチュッとキスを落とされた。
「さて、行こうか」
あわあわと言葉を失っている隙に手を引っ張られまた連れて行かれてしまった。
「言ってなかったかな。今日はルガーディアの創立記念パーティなんだ」
「それで?」
嫌な予感がしたけれど私はなおも朝日くんに詰め寄った。だからってどうして私がこんな格好をしなきゃならないのか説明がなされてない。
「美詞を俺のパートナーとして同伴してもらうことにした」
「か、勝手に決めないで!」
「悪いけどもう決まったことだから。それに、即断即決が俺のモットーなんで」
「理由になってない」
あくまで私は一夜くんのシッターとして働いてる身。パーティに同伴するために音羽家にいるわけじゃない。
ましてあんな高級ホテルの創立記念パーティーで、オーナーの朝日くんのパートナーを務めるなんて絶対無理!
「美詞は俺と一緒にいるだけでいいから」
「無理だよ」
「それでももう着替えてくれてるし」
「こ、これは朝日くんが勝手にっ――」
「本当はこんなに綺麗になった美詞を誰にも見せたくないけどな」
だったら行かないでいいよと言おうとすると、今度は瞼の上にチュッとキスを落とされた。
「さて、行こうか」
あわあわと言葉を失っている隙に手を引っ張られまた連れて行かれてしまった。