極上御曹司の純愛〜幼なじみに再会したら囲い込まれました〜
会場に入るまで渋っていた私だけど、車がホテルに着いた途端お付きの人やホテル関係者などに取り囲まれると、この場で頼れるのは朝日くんしかいない状況にずっと彼の傍をついて回るしかなかった。
政治、経済界の方々やテレビで見たことあるような有名人、聞いたことのある会社の社長たちが次々と彼に挨拶していく。
その都度、私のことを紹介して欲しいと言われると「私の大事な人です」とだけ言って、腰に手を回し会場内をまわっていく。
黙ったままついていくだけで精一杯の私も、朝日くんの私を気遣う態度に少しだけ心地よく思えてくるから不思議だ。
「美詞、壇上で挨拶してくるから少しの間ここで待ってて。ここから絶対動かないように」
そうきつく言われてしまったため、出入り口の壁際に立ち朝日くんの創立記念の挨拶を聞いていた。
背が高くて顔立ちもモデル並みの彼。壇上に立っても周りの雰囲気や会場の緊張感に埋もれず堂々とスピーチをしている姿は、きっと誰が見ても素敵で格好いい。
政治、経済界の方々やテレビで見たことあるような有名人、聞いたことのある会社の社長たちが次々と彼に挨拶していく。
その都度、私のことを紹介して欲しいと言われると「私の大事な人です」とだけ言って、腰に手を回し会場内をまわっていく。
黙ったままついていくだけで精一杯の私も、朝日くんの私を気遣う態度に少しだけ心地よく思えてくるから不思議だ。
「美詞、壇上で挨拶してくるから少しの間ここで待ってて。ここから絶対動かないように」
そうきつく言われてしまったため、出入り口の壁際に立ち朝日くんの創立記念の挨拶を聞いていた。
背が高くて顔立ちもモデル並みの彼。壇上に立っても周りの雰囲気や会場の緊張感に埋もれず堂々とスピーチをしている姿は、きっと誰が見ても素敵で格好いい。