ゾンビゲーム 〜生死をかけて脱出せよ!〜
文秋がなにかに気がついて暖炉に近づいていく。
棚の上に置かれているぬいぐるみに埋もれるようにして、写真立てが置かれていた。
近づいて見てみると、そこには4人家族の写真が飾られている。
両隣に父親らしき人と母親らしき人が立ち、真ん中に男の子と女の子が立っている。
女の子のほうが少し背が高いから、きっとお姉ちゃんと弟なんだろう。
ふたりとも照れたように笑顔をつくり、カメラを見つめている。
「さっきの部屋が、男の子の部屋だったってこと?」
春美の質問に文秋が「たぶんな」と、答える。
確証はないけれど、最後の部屋にわざわざ家族写真があるということは、この脱出ゲームに使われた部屋と関係があるということを示しているんだろう。
「ぬいぐるみの山はきっと女の子の持ち物だな」
棚の上に置かれているぬいぐるみに埋もれるようにして、写真立てが置かれていた。
近づいて見てみると、そこには4人家族の写真が飾られている。
両隣に父親らしき人と母親らしき人が立ち、真ん中に男の子と女の子が立っている。
女の子のほうが少し背が高いから、きっとお姉ちゃんと弟なんだろう。
ふたりとも照れたように笑顔をつくり、カメラを見つめている。
「さっきの部屋が、男の子の部屋だったってこと?」
春美の質問に文秋が「たぶんな」と、答える。
確証はないけれど、最後の部屋にわざわざ家族写真があるということは、この脱出ゲームに使われた部屋と関係があるということを示しているんだろう。
「ぬいぐるみの山はきっと女の子の持ち物だな」