ゾンビゲーム 〜生死をかけて脱出せよ!〜
第1の部屋
「到着しましたよ」
大元の声がきこえて梨乃たちの意識が急浮上する。
目を開けても真っ暗で、咄嗟にアイマスクへ手を伸ばす。
「アイマスクを取るのは建物の中に入ってからです」
大元の刺すような声が聞こえてきて梨乃は手を止めた。
このまま建物の中に入るなんて大丈夫だろうか?
眠ってしまったから時間の感覚もわからなくなているし、どこをどう走ってきたかもわからない。
戸惑っている間に後部座席が開く音がして、外の空気を感じた。
車内は適温に調節されていたけれど、外からはムッとした熱気を感じる。
肌を焼くような日差しはさっきよりも強くなっているみたいだ。
大元に手をひかれてそろそろと車を降りる。
アイマスクの下からでもわかるくらい、周囲が眩しい。
太陽は真上くらいに来ているのかもしれない。
やがて3人共無事に車から降りて、それから先は手をつないでゆっくりと歩いて行った。
大元の声がきこえて梨乃たちの意識が急浮上する。
目を開けても真っ暗で、咄嗟にアイマスクへ手を伸ばす。
「アイマスクを取るのは建物の中に入ってからです」
大元の刺すような声が聞こえてきて梨乃は手を止めた。
このまま建物の中に入るなんて大丈夫だろうか?
眠ってしまったから時間の感覚もわからなくなているし、どこをどう走ってきたかもわからない。
戸惑っている間に後部座席が開く音がして、外の空気を感じた。
車内は適温に調節されていたけれど、外からはムッとした熱気を感じる。
肌を焼くような日差しはさっきよりも強くなっているみたいだ。
大元に手をひかれてそろそろと車を降りる。
アイマスクの下からでもわかるくらい、周囲が眩しい。
太陽は真上くらいに来ているのかもしれない。
やがて3人共無事に車から降りて、それから先は手をつないでゆっくりと歩いて行った。