呪われたあやかしと密やかな婚約。【完】
あとがき
ここまでお読みくださりありがとうございます!
桜月真澄です。
こちらは和風あやかしファンタジー、ヒロインヒーローは替わっていて、続き物ではありませんが、時系列としては前作の続きになっています。
お話としては独立しているので、こちらだけ読んでいただいても問題ありません。
書いていて、とにかく玉が楽しかったです。舞弥に被られる玉とか、先輩たちにたじたじな玉とか、壱に飛び蹴り喰らわす玉とか……すべてたぬきの姿です。
玉が最後に大家さんと食べているアイスは、スーパーカップのバニラ味な気がします。
大家さんの冷蔵庫の冷凍室に常にありそうです。
前作ヒロイン・美也と、ヒーロー・榊も出てきます。美也が楽しそうで嬉しかったです。
このお話を書き始めた当初は、前作と続いている感覚はなく書いていたのですが、ひょこっと美也が顔を出してきて舞弥と友達だよと名乗って、榊も出てきて壱と昔馴染みだと名乗って……なんだか二人ともめちゃくちゃ自由になってますね。よきです。
作中では出てきませんが、玉のお相手は、霊感の強い大人しめの子か、壱と舞弥の間に生まれた元気な女の子か……どっちかかな? と思っています。
次回作については未定ですが、また少し下書きの期間をいただいて、一日一ページ更新が守れるくらいたまってきたら公開をはじめようと思います。
今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それでは、また!
2024.2.2 桜月真澄
< 90 / 90 >
この作家の他の作品
表紙を見る
花園琴理
Hanazono Kotori
宮旭日心護
Miyaasahi Shingo
花園愛理
Hanazono Airi
クマ
Kuma
2024.2.14~
Sakuragi Masumi
表紙を見る
140字小説のまとめ第二弾です。
前作同様、つぶやきのアプリに投稿したものです。
※タイトルについています花の名前は巻分けでつけているものです。今巻に関しましては女性同士のお話がたくさん、ということではありませんので、ご了承くださいませ。
2024.11.6
さくらぎ ますみ
表紙を見る
のらねこのんちゃん。
来年で十歳になる、我が家のボス猫のお話。
※事実をもとにしたフィクションです。
2024.12.24
さくらぎ ますみ
この作品を見ている人にオススメ
表紙を見る
◇━━━━━━━━━━━━◇
小学館ファンタジーノベル&コミック原作大賞
\\\奨励賞///受賞いたしました。
◇━━━━━━━━━━━━◇
「ずっと病気で何もできなかったわたしに、婚約者をちょうだい?これくらいいいでしょう?」
「すまないな、コレット。俺はリリアーヌと結婚する」
今日、コレット・ミリアクトは病弱だと嘘をつき続けている妹リリアーヌに婚約者も伯爵家を継ぐ立場も奪われた。
「お前はこれから二人を支える影となればいい!そうすれば今までのことを全て水に流してやる」
「それがいいわ!リリアーヌ一人では体調に不安があるもの」
両親の言葉にいつもは何も言わないコレットだったが、家から出ていく覚悟を決める。
(こんなところで心を殺して生きるくらいなら、外で野垂れ死んだほうがマシよ)
「……さようなら」
ついに伯爵家を飛び出したコレットは、体力の限界を迎えて倒れてしまう。
しかし一人の見知らぬ青年がコレットを救う。
「コレット、僕と結婚してください」
青年の正体とは──。
そしてミリアクト伯爵家とリリアーヌはコレットがいなくなったのと同時に崩れ落ちていく。
これは病弱と嘘をついていた妹に何もかも奪われた令嬢が幸せになるまでの物語。
(アルファポリス、小説家になろう掲載中)
表紙を見る
* * * * * * * * * * *
「セシリア・ローズベリー。ただ今をもって、私との婚約を解消する」
王太子殿下の婚約者となって約3年。
こうなることは、もうずっとずっと前からわかっていた。
殿下自身から、婚約者にと請われるよりずっと前から……
* * * * * * * * * * *
グリージア王国に生まれたセシリア・ローズベリーは、10歳の誕生日プレゼントに、一目で気に入った水晶玉を買ってもらった。
水晶を見つめていた時、突然ある映像が流れ出した。それは、セシリアとして生まれる前、春宮さくらとして生きた一生だった。占いを得意としていた前世。セシリアは、現世でもまた占いの力を持っているかもしれないと感じていた。
その水晶がセシリアに見せたのは、残酷な未来。
グリージア王国の王太子、アルフレッド・グリージアとの婚約破棄。しかも、どうやらセシリアの有責で。
身に覚えのない罪に嘆き苦しみ……
自分の居場所をなくし……
自室で過ごす日々は、まるで幽閉されたようで……
って、私の言葉を信じ切れなかったアルフレッド殿下には、未練の欠片もないわ!!
水晶の導くまま向かった先は、人間と獣人が共存する隣国、サンミリガン王国との間にある緩衝地帯。グリージアでもサンミリガンでもない、どこの国にも属さない土地。
その森の奥にある、一軒の宿屋で占いの仕事を始めます!!
ついでに、国中に知れ渡っているであろうセシリアの名も捨てて、ライラ・ガーディアンとして。
いざ、再出発!!
占いお宿の獣人従業員とともにスタートした新生活は、とっても順調……なのか?
アルフレッド、公務はどうなさったんですか?暇なんですか?
〝様〟付けで呼ばれる、サンミリガンから来るあなたは誰ですか?しつこいですよ!!
なんだか当初の予定とは違ったけれど、森の奥の占いお宿は今日も賑やかです。
素敵なレビューをありがとうございます!!
りんだの本棚 様
表紙を見る
【電子書籍化】
シェリーLoveノベルズ(宙出版)
【コミカライズ】
11/24、恋愛白書パステルにて
連載スタート(宙出版)
皆さまのあたたかい応援のおかげで、
コミカライズも決定しました!
本当にありがとうございます。
* * * * * *
地味で目立たないマリアーナと、
華やかで人気者の双子の妹モーリーン。
マリアーナはいつも妹に馬鹿にされていた。
そんなある日、
妹のモーリーンが国の聖女に選ばれる。
ところが、聖女の役割は――
「国王陛下に処女を捧げること!?」
年配の国王の愛人になりたくない妹に、
身代わりを押しつけられたマリアーナ。
そんなマリアーナを助けてくれたのは、
謎めいた白銀の狼!
マリアーナはもふもふな狼のヴォルフと、
逃避行の旅に出るけれど……。
「あの、あなたは誰?」
「俺はヴォルフだが」
水浴びの最中に突然現れたのは、
美しい白銀の髪、鋭い金色の瞳……、
そして、たくましい体つきの超イケメンだった!!
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
《身代わり聖女》仕立て屋の姉娘
マリアーナ(18歳)
×
《聖なる獣》強くて優しい狼獣人
ヴォルフ(もふもふ兼イケメン)
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
大人の男のひとで、凄くかっこいいのに、
性格は人懐っこい狼のヴォルフのまま。
だけど、なぜか胸がどきどきする……。
――あれ?
でも、もしかして。
今までわたしを舐めまわしていた狼さんは、
あなたってこと!?
* * * * * *
【祝】 ありがとうございます✨
2021/09/02~09/15 ジャンル別ランキング1位
2021/09/05 総合ランキング13位
2023/09/29 素敵なレビューを
ありがとうございました!(きこ様)
* * * * * *
【お知らせ】 ファン限定公開!!
「身代わり聖女の初夜権・番外編
~残念美女と噂の第三妃の私、
なぜか国王陛下に溺愛されています。たぶん~」
月夜野繭のトップページからどうぞ。
本編第四章をお読みいただいたあとに読むと、
裏側が見えておもしろいかも?