あなたには言えない
秋になり涼しくなり始めた頃。
たまたま陸玖が1つ上の先輩に告られているのを見た。
陸玖が告られるのは今に始まったことではない。
何度目撃し、何度断ってるのを見たことか・・・。
それでも信じていたため、何も不安はなかった。
しかし、その先輩だけは少し違っていた。
「陸玖くん、私と付き合って欲しい。」
先輩はそう陸玖に言っていた。
「ごめんなさい。俺、先輩とは付き合えません。」
そう断っていた。
「何で付き合えないの?お試しでもいいから。
付き合ってみないとわからないじゃない。」
先輩はなかなか引かない。
「俺、付き合っている人いるんで。
そいつのことしか考えられない。
だからごめんなさい。」
そう言って、陸玖は去っていった。
『私のことかな・・・。自惚れかもしれないけど、
私も陸玖のことしか考えられない。
同じ思いだといいな』
なんてことをニヤニヤしながら思っていた。
たまたま陸玖が1つ上の先輩に告られているのを見た。
陸玖が告られるのは今に始まったことではない。
何度目撃し、何度断ってるのを見たことか・・・。
それでも信じていたため、何も不安はなかった。
しかし、その先輩だけは少し違っていた。
「陸玖くん、私と付き合って欲しい。」
先輩はそう陸玖に言っていた。
「ごめんなさい。俺、先輩とは付き合えません。」
そう断っていた。
「何で付き合えないの?お試しでもいいから。
付き合ってみないとわからないじゃない。」
先輩はなかなか引かない。
「俺、付き合っている人いるんで。
そいつのことしか考えられない。
だからごめんなさい。」
そう言って、陸玖は去っていった。
『私のことかな・・・。自惚れかもしれないけど、
私も陸玖のことしか考えられない。
同じ思いだといいな』
なんてことをニヤニヤしながら思っていた。