縁切りの神様と生贄婚 ~村のために自分から生贄に志願しましたが、溺愛がはじまりました~
切神の言葉に薫子の心が踊る。
これだけ大きな庭があれば、どんなものでも植えることができるだろう。

上手に育てて花屋敷にしてもおもしろそうだ。
目を輝かせている薫子を見て、切神も頬を緩めたのだった。
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