恋、花ひらく
「…おい、あや!」
慌てて追いかける。
追いつけずに
その場でしゃがみ込む。
「…っ!」
あやが振り返り、
戻って来た。
「ユキト!」
「は…っ…はぁ…はぁ…
あや、助け…はぁっ…」
僕はそこから
覚えていない。
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